パーペン内閣とは? わかりやすく解説

パーペン内閣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/02 18:56 UTC 版)

パーペン内閣の閣僚陣。
前列左から農業食糧相マグヌス・フォン・ブラウンドイツ語版、内相ヴィルヘルム・フライヘル・フォン・ガイル、首相フォン・パーペン、外相フォン・ノイラート
後列左から法相ギュルトナー、経済相ヘルマン・ヴァルムボルトドイツ語版、国防相フォン・シュライヒャー
ここにはいないが他に蔵相フォン・クロージクと運輸郵政相フォン・エルツ=リューベナッハがいる。

パーペン内閣(パーペンないかく、ドイツ語: Kabinett Papen)は、ヴァイマル時代ドイツ国の第19代内閣であり、3番目の大統領内閣1932年6月1日から12月3日まで存続した。

閣僚

出典[1]

役職 画像 大臣 所属
首相
フランツ・フォン・パーペン 無所属
外務大臣
コンスタンティン・フォン・ノイラート
(1932年6月2日 -)
無所属
内務大臣
ヴィルヘルム・フライヘル・フォン・ガイル ドイツ国家人民党
財務大臣
ルートヴィヒ・シュヴェリン・フォン・クロージク
(1932年6月2日 -)
無所属
経済大臣
ヘルマン・ヴァルムボルトドイツ語版 無所属
労働大臣 ヘルマン・ヴァルムボルト
(事務取扱)
フーゴ・シェーファードイツ語版
(1932年6月6日 -)
無所属
法務大臣
フランツ・ギュルトナー
(1932年6月2日 -)
ドイツ国家人民党
国防大臣
クルト・フォン・シュライヒャー 無所属
運輸大臣兼郵政大臣
パウル・フォン・エルツ=リューベナッハ 無所属
食糧・農業大臣
マグヌス・フォン・ブラウンドイツ語版 ドイツ国家人民党
無任所大臣
フランツ・ブラハトドイツ語版
(1932年10月29日 -)
無所属
無任所大臣
ヨハネス・ポーピッツ
(1932年10月29日 -)
無所属

脚注

  1. ^ Das Kabinett von Papen” (ドイツ語). Das Bundesarchiv. 2023年8月10日閲覧。

パーペン内閣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 07:37 UTC 版)

大統領内閣」の記事における「パーペン内閣」の解説

1932年6月1日ヒンデンブルクフランツ・フォン・パーペン首相に指名した中央党の元党員であったパーペンは、貴族ばかりを集めて組閣したためSPD系の新聞Vorwärtsから「男爵内閣Das Kabinett der Barone)」と書き立てられた。パーペン内閣を承認したのはDNVPだけだったので、ヒンデンブルクパーペン権力裏付けるためにヴァイマル憲法第48条持ち出さなければならなかった。パーペン指名するヒンデンブルク直ち国会解散し7月31日選挙実施することにした。解散中なら内閣国会反対一切気にすることなく政策実行できたので、準軍事組織活動禁止取り止め、さらに州選挙後州議会が行詰まっていたプロイセン自由州で、SPD中心とする連立政権を軍を動員して転覆させた(プロイセン・クーデタードイツ語版))。 7月行われた選挙は、得票率37.4%を獲得して議席107から230倍増させたナチ党地滑り的大勝利終わり、ついにナチ党第一党踊り出た。この結果受けてシュライヒャーナチ党懐柔すべくヒトラー入閣打診した。しかし、ヒトラーは自らが首相になるのでなければ受け入れられないとしてこれを撥ね付けた。パーペン留任したが、9月12日野党提出の緊急令に対す動議敗北したため、国会は再び解散された。 11月選挙ではナチ党前回ほどの大勝利とまでは行かなかったが第一党地位維持しSPD議席減らした一方で共産党議席伸ばして第三党となったことから、国会運営行き詰まりにも実質的な変化はなかった。ヒトラーは再び国会第一党党首として首相の座を求めたが、ヒンデンブルクヒトラー議会過半数押さえない限り承認することはないと述べたため両者決裂したヒンデンブルクは、パーペン内閣がこれ以上敗北とそれに続く選挙その結果としてナチ党過半数押さえること)を避けるにはあまりにも支持されていないことに気が付いた。ここに至ってパーペンは、軍事クーデター起こして選挙無期限延期し大統領権限拡大して野党抑圧することを提案したヒンデンブルク難色示しつつ強く反対もしなかったが、シュライヒャー頑として国軍動員拒否したこともあって、パーペン解任することにした。

※この「パーペン内閣」の解説は、「大統領内閣」の解説の一部です。
「パーペン内閣」を含む「大統領内閣」の記事については、「大統領内閣」の概要を参照ください。

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