パーマカルチャー、3つの倫理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 07:31 UTC 版)
「パーマカルチャー」の記事における「パーマカルチャー、3つの倫理」の解説
パーマカルチャーの初期の文献では、以下に掲げるデザイン原理同様、倫理(道徳的な訓戒、原理)についても明記されていなかった。世界各地での教育や実践を経て、パーマカルチャーは次の三つの倫理に基づくと理解されるようになった。これらの倫理は宗教や共同体の倫理に関する研究から抽出されたとされる。 地球に配慮する (Care for the earth) - 全ての生命システムが持続し繁栄できる状態を維持する。人間は地球の健康なしに繁栄できないのであり、これが最も基本の倫理である。 人びとに配慮する (Care for the people) - 人々が存続するために必要な資源を供給する。 余剰は分かち合い、消費と再生産には限度を設けよ (Set limits to consumption and reproduction, and redistribute surplus) - 健康な自然システムは、それぞれ生存に必要な要素を互いに供給しあっている。人類も同様のことができる。我々が各々らに必要なものを供給しあうことで、我々は上記の方針に必要な資源を確保する事ができる。
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