ハローキティに関する豆知識
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 11:26 UTC 版)
「ハローキティ」の記事における「ハローキティに関する豆知識」の解説
キティには口が描かれていないが、「口がない」のではなく、見ている人と感情を共有できるようにあえて「描かない」とされている。また、「思いやりや優しさを言葉だけでなく態度で示そう」というメッセージも込められている。アニメ版では、表現上口を描かないわけにもいかないので口がある(口が描かれていないのに喋れるキャラクターはロボットのみである)が、現デザイナーである山口は「初アニメ化の際に口をつけたのは失敗だった」と語っている。2006年度制作の『ハローキティ りんごの森シリーズ』では口がない。なお、2013年10月8日にキティとペコちゃんの服装が似ている(両者とも赤いオーバーオール姿)という理由から友情コラボした際や、ハローキティの誕生40周年を記念して2014年7月15日に不二家とのコラボレーション商品が発売された際には、ペコちゃんのような口があるように見える舌と口のメイクがされたキティが商品に描かれた。デザイナーはキャラクター性から口を描くわけにもいかず、コラボレーションの際にそのためのストーリーを創るなど、その対処に苦慮した。他にもアメリカのロックバンドキッスとのコラボレーション商品を開発した際に、地獄メイクをして仮装のための「付け舌」を装着したキティが商品展開されている。 キティは登場当初、男の子という設定だった。青いサスペンダーズボンに赤いリボンの姿は女の子にも見えるが、サンリオ商品を買うともらえるチャームの一つ、ミニブックにも妹のミミィが「お兄ちゃん」と呼んでいるページがある。 キティのカオは耳のリボンを除き左右対称になっているように見えるが、実際は左右が微妙に違っていて非対称である。リボンも左右では非対称になっている。完全に対称にデザインするとシンボリック過ぎるためである。 キティにはダニエルが登場する以前にも、一時期ボーイフレンドが存在していた。『いちご新聞』1980年1月1日号(115号)にて「恋人宣言」。ボーイフレンドの名前を読者公募したが、その後サンリオキャラクターとして定着することはなく消えた存在になった。 2014年、人類学者のクリスティン・R・ヤノ (Christine R. Yano) がロサンゼルス・タイムズに語ったところによると、ハローキティ展覧会でキティを「猫」と表現したところ、サンリオに「キティは猫ではない」と訂正されたとしている。一方、ゲーム関連ニュースサイトのKotakuアメリカ版がサンリオ本社に問い合わせたところによると、キティは猫がモチーフ(猫の擬人化)であり、「キティは猫ではない」というのは言いすぎだと返答されたとしている。 50 m走は7秒台で走ることが出来る。
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