ハリネズラス
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「ショッカー怪人 (テレビシリーズ新1号編)」の記事における「ハリネズラス」の解説
第62話・第66話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。 ハリネズミをモチーフとする改造人間。全身に生えた殺人針には人間を白骨化させる殺人ビールスが仕込まれており、これを自由に操ることができる。針には爆発する爆弾針もある。左手は長い2本爪になっており、設定では10センチメートルの鉄板を切り裂くことができる。 殺人ビールスを仕込んだ針を放つ殺人どくろ作戦に従事する。実験として夜道でアベックと警官を殺害し、翌日には殺人針を飛ばして街中に混乱をもたらす。実験の成功を受けて地獄大使が大首領に殺人ビールスを大量に発注するが、アフリカ支部からの輸送班の飛行機が三浦海岸に不時着したため、救護班を連れて殺人ビールスの収容に向かう。トラックで現地へ向かう途中に追いかけてきた本郷猛と滝和也を煙幕でかわし、不時着現場付近の漁村で住民を脅して消えた積荷を探す。 その後、漁師に化けて村へやって来た猛と滝を騙して小屋に閉じ込め、爆弾針で小屋ごと爆破するが脱出される。戦闘員とともに仮面ライダー新1号と滝と戦い、子供たちを人質にして2人を捕らえ、爆弾針で2人を崖下に落とす。そして子供たちを人質に村人たちに積荷の在処を白状させようとし、積荷を隠していた少年に案内させて積荷の箱を入手する。しかし、猛が少年を救出し、再び新1号と戦う。戦いの中で箱は破壊され、ライダーキックを無効化するものの、投げ飛ばされて岩に激突したことで体の針が爆発して怯んだところにライダー稲妻キックを受けて崖から蹴り落されて爆発する。 第66話では、地獄大使が執り行う悪魔祭りによりショッカー墓場から蘇る。毒トカゲ男と共に立花レーシングクラブを襲撃する。新1号に悪魔祭りを妨害されると、他の怪人とともに新1号と戦うが、ライダー返しで投げられたザンジオーと激突し爆死する。 映画『仮面ライダー対じごく大使』では、地獄大使に率いられた再生怪人軍団の1体として登場。戦闘員を率いてエミとトッコを救出しようとした本郷を襲わせる。その後の消息は明らかになっていない。 演(漁師) - 吉原正皓 声 - 沢りつお(第62話)、八代駿(第66話)・山下啓介(映画) スーツアクター - 瀬島達佳 脚本では冒頭に改造手術のシーンが存在した。また、最後はライダー三段キックを受けた後に殺人針が胸に刺さって溶けるという展開であった。 カルビー『仮面ライダースナック』付属の仮面ライダーカードでは、名称をハリネズラと記述しているものもある。
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