ナショナル ジオグラフィック (テレビチャンネル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/07 06:44 UTC 版)
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| ナショナル ジオグラフィック | |
|---|---|
| 開局日 | 1997年9月1日[1] |
| 所有者 | ウォルト・ディズニー・カンパニー(73%) ナショナル ジオグラフィック協会(27%) |
| 映像方式 | 480i(SD) 720p(HD) 1080i(HD) |
| スローガン | Further |
| 言語 | 英語 (国によっては吹替または字幕あり) |
| 放送エリア | |
| ウェブサイト | www.natgeotv.com/ |
ナショナル ジオグラフィック(National Geographic、略称:ナショジオ、Nat Geo、Nat Geo TV)は、アメリカの有料テレビネットワークの運営会社であり、自社ブランドのノンフィクション番組(ドキュメンタリー番組 等)の映像コンテンツの企画会社である。
「ナショナル ジオグラフィック」ブランドのもと、ノンフィクション番組を企画し、自社あるいは番組制作会社で制作し、自社の放送ネットワークおよび提携ネットワークを使い世界各地で「ナショナルジオグラフィック」ブランドの番組を放送している。自然(自然、野生動物)、歴史・考古学・古代文明、文化[注 1]、・社会[注 2]、科学(特に地球科学)・宇宙探査・テクノロジー[注 3]、探検・アドベンチャーなどに関係するドキュメンタリー番組が主力番組であるが、そのほかにも一部のリアリティ番組[注 4]や、さらには伝承や疑似科学にまつわるエンターテイメント番組もいくらか制作・放送している。
ウォルト・ディズニー・カンパニー(73%)とナショナル ジオグラフィック協会(27%)の合弁会社であるナショナル ジオグラフィック・パートナーズが所有しており、親会社はディズニー・エンターテインメントのナショナル ジオグラフィック・グローバル・ネットワークスである。
本社の所在地はアメリカ合衆国ワシントンD.C.。(1145 17th Street NW, Washington, D.C. 20036)。非上場の有限責任会社(LLC)であるため資本金額は非公表。 RocketReachやLeadIQなどの企業データベースによると、全世界の従業員数は約600人〜1,000人程度。
番組の企画・制作に関しては、ナショナル ジオグラフィック協会(非営利団体)側が統括し、直轄世界をいくつかの地域に分け(下で説明)、各地域にRegional Office(地域統括支社)を置いて現地情報の収集(ネタ探し)を行い、その地域の学者や探検家、写真家などを見つけ、連絡窓口となり、資金(グラント)を援助し、共同で研究や番組制作をする企画を立てている。
- 北米 ─ ワシントン本社内のBase Campが直接管轄する
- アジアパシフィック地域 ─ 北京、香港、ソウル(韓国)
- ヨーロッパ地域 ─ ロンドン
- ラテンアメリカ地域(中米・南米) ─ メキシコシティ
- アフリカ地域 ─ ヨハネスブルグ(南アフリカ)
なお、南極地域については、会社設立当初から南極の探検、地理調査、生態系研究への大規模な助成や共同プロジェクトを行ってきた歴史があり、南極地域の学術的な探検、研究プロジェクトの選定や予算管理 等は、ワシントンD.C.の本社内のBase Campと呼ばれるグローバル本部に集約されている。[注 5]
ナショナル ジオグラフィックのメディア・番組放送企画部門(National Geographic Partners)は、ウォルト・ディズニー・カンパニー(The Walt Disney Company)の傘下にあり、実際のTV放送網や配信サービス(Disney+など)の運営については、ディズニーがカリフォルニア州バーバンクの本社からアメリカ全体を統括しつつ、各地の現地法人が実務を行う。
歴史
- 1963年、ナショナル ジオグラフィック協会(National Geographic Society)が、番組制作会社 ナショナル グラフィック テレビジョンを設立した。当時はまだ専門チャンネルは所有していなかった。
- アメリカの地上波ネットワークCBSとの共同制作で、1963年のアメリカ隊のエベレスト登山(英語版)を追った番組Americans on Everestを制作し、1964年にCBSで放送した。
- その後、当社が企画する番組はNational Geographic Specialsとして定着してゆき、提携する放送ネットワークはCBSの後に、ABC、公共放送のPBS、NBCと変遷していった。
- 1985年には、週刊のドキュメンタリー番組 National Geographic Explorerが誕生し、ニコロデオンやTBSなどのケーブル局で放送され、アメリカ国民に長年親しまれることになった。
- 1990年代後半、1888年創刊の雑誌『ナショナルジオグラフィック』という枠から脱して24時間放送を行う独自の専門テレビ局を立ち上げるために、当時「メディア王」と呼ばれたルパート・マードック率いるニューズ・コーポレーションとの提携の道を探り、1997年、ナショナル グラフィック テレビジョン、ニューズ・コーポレーション(現・ウォルト・ディズニー・カンパニー)傘下のフォックス・エンターテイメント・グループ(現・ウォルト・ディズニー・スタジオ)、NBCによりナショナル ジオグラフィック チャンネルを設立。
- 1997年9月、アメリカ本国よりも先に、まずイギリスおよびヨーロッパ、アジアパシフィック(オーストラリア)市場で「National Geographic Channel」が先行して専門チャネルの放送を開始。
- 2001年にはアメリカ合衆国でも専門チャネル放送を開始
- 2002年には日本でも専門チャネル放送を開始した。
- 2019年11月12日からはアメリカとカナダにてサービスを開始した動画配信サービス「Disney+」でも主要番組・作品を配信開始[2]。
日本での放送
| ナショナル ジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC |
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|---|---|
| その先へ | |
| 基本情報 | |
| 略称(愛称) | ナショジオ |
| 運営(番組供給)事業者 | ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 |
| 旧チャンネル名 | ナショナル ジオグラフィック チャンネル |
| 放送(配信)開始 | 2002年8月1日[※ 1] |
| HD放送(配信)開始 | 2009年4月1日 |
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 放送内容 | 自然、科学などのドキュメンタリー |
| 視聴可能世帯数 | 478万5932世帯(2010年7月末現在) |
| 衛星基幹放送(東経110度CS放送) | |
| プラットフォーム | スカパー! |
| 放送事業者 | 株式会社スカパー・エンターテイメント |
| チャンネル番号 | Ch.343(HD) |
| 物理チャンネル | CS2-ND12 |
| 放送開始 | 2004年10月1日 |
| HD放送開始 | 2018年8月28日 |
| スカパー!プレミアムサービス | |
| 放送事業者 | 株式会社スカパー・エンターテイメント |
| チャンネル番号 | Ch.675(HD) |
| 放送開始 | 2009年10月1日 |
| スカパー!プレミアムサービス(標準画質) | |
| 放送事業者 | FOXインターナショナル・チャンネルズ株式会社 |
| チャンネル番号 | Ch.741 |
| 放送開始 | 2002年8月1日[※ 1] |
| 放送終了 | 2014年5月31日 |
| その他(再送信・配信) | |
| eo光テレビ | 875(HD) |
| J:COM | 651(HD) |
| 公式サイト | |
| 特記事項: |
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- スカパー!プレミアムサービス(ハイビジョン放送の衛星一般放送事業者は、スカパー・ブロードキャスティング → スカパー・エンターテイメント)、スカパー!(東経110度CS放送)(衛星基幹放送事業者は、ビーエスFOX → スカパー・エンターテイメント)の他、ケーブルテレビを通じて視聴可能。また、スカパー!(東経110度CS放送)のスカチャンや、BSデジタル放送のTwellVに番組を提供しており、この両チャンネルではハイビジョンで視聴可能である。
- ステーションブレイクや番組宣伝CM等では『ナショジオ』の略称を使用している。
- なお、ナショナルジオグラフィックチャンネルで制作された番組の一部はかつて、BS11で『ナショジオ・プレミアム』(日曜22:00~23:00)として放送されていた。
沿革
- 2001年12月 - ニューズ・ブロードキャスティング・ジャパン(現・ウォルト・ディズニー・ジャパン)により、スカイパーフェクTV!(現・スカパー!プレミアムサービス(標準画質))で「FOX NEWS/NATIONAL GEOGRAPHIC CHANNEL」として放送開始。
- 2002年8月 - FOX NEWSを分離して、ナショナル ジオグラフィック チャンネルの24時間放送を開始した。
- 2009年
- 4月1日 - 「ひかりTV」にて「ナショナル ジオグラフィック チャンネル HD」の放送、および、日本デジタル配信(JDS)での配信を開始。
- 10月1日 - スカパー!HD(現・スカパー!プレミアムサービス)・スカパー!光HD(現・スカパー!プレミアムサービス光)でも放送開始した。
- 2013年
- 4月1日 - スカパー!の衛星基幹放送事業者をハリウッドムービーズからビーエスFOXに変更。
- 4月2日 - スカパー!にて16:9(1.78:1)の画角情報を付加し、フルサイズのSD放送を開始した。
- 6月30日 - スカパー!プレミアムサービス光にて標準画質放送を終了し、ハイビジョン放送に完全移行した。
- 2014年5月31日 - スカパー!プレミアムサービスにて標準画質放送を終了し、ハイビジョン放送に完全移行したが、スカパー!および一部のケーブルテレビ局は標準画質のみで継続された。
- 2016年
- 3月1日 - 日本テレビグループの動画配信サービス「Hulu」にて本チャンネルのリアルタイム配信を開始[3][4]。
- 11月15日 - チャンネル名称を「ナショナル ジオグラフィック」に変更した。
- 12月1日 - スカパー!プレミアムサービスの衛星一般放送事業者が、スカパー・ブロードキャスティングからスカパー・エンターテイメントに変更された。
- 2017年7月1日 - チャンネル名称を「ナショナル ジオグラフィック 未知の自然・宇宙・歴史」に変更。
- 2018年
- 2020年6月11日 - 同日から日本でサービス開始したDisney+で『フリーソロ』や『宇宙の奇石』など、本チャンネル制作の人気番組や作品の配信を開始した[6][7]。
- 2021年
- 2月1日 - チャンネル名称を「ナショナル ジオグラフィック」に再変更。
- 7月31日 - dTVチャンネルでの配信を終了。
- 9月30日 - Huluでのリアルタイム配信を終了[8]。
- 2023年3月31日 - 他のディズニー系3チャンネル[9]と共にひかりTVでの配信を終了[10]。
主な番組
日本での放送は2001年の放送開始当初からしばらくは米国と同様の番組編成であったが、2009年頃から日本独自の編成となった。本国で放送されている番組のほとんどが日本のチャンネルで放送されているが、日本の視聴者の特性に合わせた編成になっている。
- 自然・動物
- スゴ腕どうぶつドクター
- 一攫千金!巨大マグロ漁
- スネーク・シティ
- ザ・カリスマドッグトレーナー ~犬の気持ち、わかります~
- 密着!ハイウェイレスキュー
- 獣医ミシェルの日常
- Dr.K エキゾチック動物専門医
- ジョヤ先生 デルマなアニマルドクター
- ファームドリーム 農場お助け仕事人
- 宇宙・科学
- 歴史・文化・ミステリー
- 仰天!海の底まる見え検証
- 密着! ドバイ国際空港
- ナチス・ドイツの巨大建造物
- D-Day:史上最大の作戦
- 非科学的超常現象を解明せよ!(都市伝説~超常現象を解明せよ!)
- あなたの知らない世界史
- 探検・冒険
- 社会・時事
- 自動車・バイク
出典
- ↑ 世界各地の伝統的な暮らしや食文化(『ゴードン・ラムゼイ:未知なる味を求めて』など)
- ↑ 世界の闇市場や密輸に迫る潜入ジャーナリズム的なドキュメンタリー番組も手掛けている
- ↑ 古代の技術、メガ・エンジニアリング(巨大建造物・インフラ)、世界の巨大工場、乗り物のメカニズムとレストア、軍事技術の歴史などを特に得意としているが、先端の人工知能を扱う番組を制作することもある。
- ↑ 獣医の日々の活動に密着する番組など
- ↑ 南極への探検は、物理的にはアルゼンチンから出発することが多いが、そのような企画の番組の場合でも、ナショナルジオグラフィックのラテンアメリカ地域統括支社であるメキシコシティが担当するわけではない。
- ↑ “International Geographic”. Television Business International. 1997年10月1日. p. 172.
{{cite news}}:|access-date=を指定する場合、|url=も指定してください。 (説明) - ↑ “新動画配信サービス「ディズニー+」、加入者数1000万人突破”. AFP通信 (2019年11月14日). 2019年11月26日閲覧。
- 1 2 権利上の都合により、一部番組を除く。
- ↑ “Huluで「ナショナル ジオグラフィック チャンネル」の リアルタイム配信開始”. HJホールディングス (2016年2月24日). 2020年6月7日閲覧。
- ↑ “「dTVチャンネル」を提供開始”. NTTドコモ (2018年1月26日). 2020年6月7日閲覧。
- ↑ “日本で配信されるディズニープラスのコンテンツについて、詳しく教えてほしい。”. Disney THEATER(ディズニーシアター). 2020年6月7日閲覧。
- ↑ “「ジェフ・ゴールドブラムの世界探求」Disney+で配信 ─ 『フリーソロ』ほかナショナルジオグラフィック作品も続々”. THE RIVER (2020年6月3日). 2020年6月7日閲覧。
- ↑ “「FOXチャンネル」「ナショナル ジオグラフィック」「Baby TV」終了のお知らせ”. Hulu News & Information (2021年8月30日). 2021年9月7日閲覧。
- ↑ ディズニー・チャンネル・ディズニージュニア・FOXチャンネル。
- ↑ 株式会社NTTドコモ (2023年2月27日). “チャンネル終了のお知らせ”. ひかりTV. 2023年2月28日閲覧。
関連項目
- FOXネットワークス・グループ
- ウォルト・ディズニー・ジャパン
- ナショジオ ワイルド - 2021年1月31日をもって放送終了
- Disney+
- スカパー! チャンネル一覧
外部リンク
- NATIONAL GEOGRAPHIC
- ナショナル ジオグラフィック
- ナショナル ジオグラフィック TV - YouTubeチャンネル
- ナショナルジオグラフィック日本版 (@natgeomagjp) - X(旧Twitter)
- ナショナル ジオグラフィック TV (@natgeotv_jp) - Instagram
- ナショナル ジオグラフィック (ngcjapan) - Facebook
「ナショナル ジオグラフィック (テレビチャンネル)」の例文・使い方・用例・文例
- まず、インターナショナルカードを作ります
- 彼は昨シーズンのナショナルリーグ最優秀選手だ。
- 地元の慣習や伝統などに明るい地元出身マネージャーの雇用は、トランスナショナルカンパニーが成功するための重要なカギである。
- ナショナルブランドが長年に獲得した消費者の信用をいくつかのハウスブランドは瞬く間に集めている。
- 彼はインターナショナルスクールに通っています。
- 彼はインターナショナルスクールに通っているので、英語が話せます。
- 国民の合意, ナショナルコンセンサス.
- 第 1 インターナショナル (1864‐76).
- 第 2 インターナショナル (1889‐1914).
- 第 3 インターナショナル (1919‐43).
- 彼女はその大学に入学した[ナショナルチームの一員になった].
- その地区でナショナルリーグボールを望む声があった
- 私たちはナショナル・インクワイアラーのような刊行物を信じるべきなのか?
- インターナショナルという労働組織
- 共産主義インターナショナルという国際組織
- 赤色インターナショナルという,共産党の国際組織
- 第一インターナショナルという,19世紀における労働者の国際機関
- 第二インターナショナルという,労働階級の国際機関
- グランドナショナルという,英国で行われる競馬
- ナショナルギャラリーという,アメリカの美術館
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