トヨタの参入とは? わかりやすく解説

トヨタの参入

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 03:34 UTC 版)

デュアル・モード・ビークル」の記事における「トヨタの参入」の解説

2008年平成20年)の洞爺湖サミット合わせてトヨタ自動車日野自動車富士重工業トヨタ日野鉄道車両については未経験であるものの、富士重工業2003年平成15年)まで鉄道車両製造していたため鉄道車両に関するノウハウ残っていた)の協力得て第3次試作車(920号車)が製作された。車体トヨタ・コースターベースで、シビリアンベースの試作車より定員増加した。ただしこの920号車ホイールベース長いため鉄道車両としては走行安定性に難があり、車検取得しておらず公道走行できないまた、この車両登場同時にDMV愛称を、進化論提唱したチャールズ・ダーウィンにちなんだ「Darwin」とし、旧来の日産・シビリアンベースとした車両愛称変更された(サラマンダー901ダーウィン901)。 次いで試験用営業DMV車である911・912号車(シビリアンベース)の定員16名から、車体長を7250ミリから8200ミリ延長し定員28名としたコースターベースの車両(921号車)も登場し、こちらは車検取得してナンバープレート交付され公道走行が可能となった2008年7月洞爺湖サミット会場近くビジターセンター駐車場仮設線路設置して走行や「モード・インターチェンジ」における走行モード変換装置使って試乗会実施された。 2009年平成21年11月12日から11月15日には明知鉄道岐阜県恵那市)で試験運行が行われ、営業運転終了後深夜実施した夜間試験走行ではこのコースターベースの921号車使用し、同市岩村町岩村駅から明智駅までの線路鉄道車両として走行バス形態国道363号岩村駅まで走行した計測機器積み込み線路上で最高速度変更するなどして一日3往復半から4往復半の試験走行繰り返し振動カーブでの走行傾斜が強い同鉄道勾配部分での加減速性能などのデータ計測した恵那市は「実際導入を行うためには未確定事項検討事項がたくさんあり、引き続き検討が必要」と認識しており、2010年平成22年)の3月20日から3月23日昼間時間帯に同じ車両を用いて岩村駅から明智駅経由し観光スポットを回るルートなどで実証実験行った。なお、明知鉄道バス運行していないため、バス形態での運行区間東濃バス担当した

※この「トヨタの参入」の解説は、「デュアル・モード・ビークル」の解説の一部です。
「トヨタの参入」を含む「デュアル・モード・ビークル」の記事については、「デュアル・モード・ビークル」の概要を参照ください。

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