ディノクライシス3
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ディノクライシス3
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今作では舞台は宇宙、西暦2584年。キャラクターも大幅に変更された。ゲーム開発で絵コンテに樋口真嗣が参加しており、宇宙船の木星軌道設定は樋口が特殊造形助手として参加したSF映画『さよならジュピター』からきている。現時点でのシリーズ最終作品。当初はPlayStation 2用ゲームとして開発されていたが、ゲーム開発において技術的な問題から開発は初期段階でキャンセルとなり、Xbox参入の為の開発に切り替われた。 また、2001年5月当初の開発企画の段階では、現代の大都市を舞台に恐竜達が破壊されたビル街で大暴れするような構造の内容で、プロモーション用のデモ映像も5月16日のE3 2001で公開された。当初の提案は、『2』の後の物語展開で、時間のずれた恐竜に包囲された都市の不特定の「施設」内に主に設定された「ヒューマンドラマ」であり、都市の施設にいる人間を恐竜の群れから救い出すのが目的で、複数のパートナーと共に恐竜を攻撃できるシステムを利用し、遊び方によって色々な人間ドラマが展開し、プレイヤーの選択によって歴史の流れを変えると言う『2』の様なタイムワープを示した内容であった。またプロモーション用のデモ映像では登場人物にレジーナがいた。しかし、これらの設定は後にキャンセルされ、今作の近未来の宇宙船が舞台と内容を大幅に変更する事となった。カプコンは2003年のE3の記者会見でディノクライシス3について宇宙設定の変更などについて説明していた。2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件の影響による配慮の対応で内容が変更されたともされている。また2003年のen:GameSpyのプロデューサー小林裕幸のディノクライシス3に関するインタビューで、「まったく新しい雰囲気が欲しかったので、宇宙空間を選んだ」と、宇宙設定に開発の計画が変更された事を述べている。 登場する敵は、恐竜のイメージを元に造形されたゲームオリジナルのクリーチャーであり現実の恐竜は出現しない。 カメラ視点の悪さによる操作性の悪さから評判はあまり良くなかった。IGNは「史上最悪のカメラシステム」と評価している。
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