ソードストライカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 06:14 UTC 版)
「ストライカーパック」の記事における「ソードストライカー」の解説
最初期に開発された兵装の1つで、近接格闘戦用に開発されたストライカーパック。バックパック部はシュベルトゲベールと追加バッテリー、接近戦闘支援情報制御システム、サーマルアキュムレータからなる。 武装の数々は、そのままソードカラミティへとフィードバックされた。また、ストライクE専用の物(アナザートライアル仕様、後述)も存在する。なお、ムウ・ラ・フラガはスカイグラスパー搭乗時も、ストライク搭乗時も本パックを使用することはなかった。 武装 15.78m対艦刀「シュベルトゲベール」 レーザーの刃を持つ対艦刀。切っ先はハイブリッド重厚合金製となっており、ビームサーベルが使えない水中等でもMSの装甲を刺し貫くことができる。ジンの重斬刀が有用であった事から開発された装備とされている。元々は対艦用の装備であったが、MS戦で多用され、格闘戦において高い有用性を誇る 「シュベルト (Schwert)」と「ゲベール (Gewehr)」がそれぞれドイツ語で「剣」と「銃」を意味する通り、柄部分にレーザービーム砲も備えた格闘・射撃兼用の装備である。しかし、アークエンジェルに配備されたストライクが装備するシュベルトゲベールは試作故に、ビーム砲は劇中では使用されなかった。なお、この銃口部から小型のビーム刃を発生させることもできる。 ビームブーメラン「マイダスメッサー」 基部となるアーマーと共に左肩にマウントされるビームブーメラン。 ビームサーベルと同様のシステムを搭載するが、ブーメラン内部に大容量パワーコンデンサーを搭載することにより、MS本体から独立した飛行中もビーム刃を保持したまま飛翔し、弧を描く独特の軌道で軌道上の標的を切り裂き、手元に戻ってくる。複数の敵との交戦や格闘戦時のフェイントに有用な装備であり、相手が一度回避したとしても、弧を描いて戻る軌道が再び背後から奇襲するため相手の虚を突くことがある。飛翔はビームブレード部の力場と空間の干渉作用によって行われる。ブーメランという呼称は便宜上のものであり、空力飛翔体というわけではない。 ロケットアンカー「パンツァーアイゼン」 左腕に装着されるロケット推進式のアンカー。打ち出されるアンカーの軌道は接続された強化高分子ケーブルの運動に大きく支配されるため、運用者には相応の技術が必要とされる。アンカー先端のクローが展開し目標を捕捉、もしくは破壊する事が可能。 強化高分子ケーブルのリールケースを兼ねた本体キャニスターは対ビームコーティングを施したシールドとしても機能する。同系統の装備としてGAT-X207 ブリッツの「グレイプニール」が存在する。 パンツァーアイゼンはドイツ語で「鉄の鎧」の意。
※この「ソードストライカー」の解説は、「ストライカーパック」の解説の一部です。
「ソードストライカー」を含む「ストライカーパック」の記事については、「ストライカーパック」の概要を参照ください。
- ソードストライカーのページへのリンク