スリーアローズ隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 23:33 UTC 版)
「機動戦士ガンダムUC MSV 楔」の記事における「スリーアローズ隊」の解説
第5話に登場。女性パイロット3名によるMS小隊。「一の矢」から「三の矢」までの3段連携攻撃を得意とする。ディフェンサー・ユニットを装備し、リミッターを解除したリゼルに搭乗し、宇宙世紀0096年に廃棄コロニーを拠点とするネオ・ジオン軍残党を強襲、殲滅する。 リゼルは緑を基調に塗装されており、左胸にはコード・ネームA001-003(アロー1-3)をそれぞれ図案化したパーソナル・エンブレムが描かれている。普段もこのコード・ネームで呼び合っているが、『ラスト・サン』でジョリオン・デイに自己紹介する形で本名と年齢が明らかになった(ジョリオンは本名の頭を繋げると「デラ・ベッ・ピン」になるとぼそっと指摘する)。リゼル(ディフェンサー・ユニット未装備)で「他機種携行武装の新型機流用検証」の任務に就いていたところに、急遽多用途輸送艦「アンヴァルの護衛を命じられ、94式ベースジャバーで合流地点のラビアンローズ級ドック艦に急行する。ジョリオンたちを救出するため本来のMS隊が「ブランダムール」に移ったあともアンヴァルの護衛を続ける。 アロー1 / デラックス・プレイ ディフェンサーaユニット装備のリゼルに搭乗。20歳、金髪のショートカット。元気で気が強く、先輩のアロー2に「太っちょ」と罵られても「あとは枯れてゆくだけ」と言い返す。 『ラスト・サン』での自己紹介では、身長の低さを弄った相手は大体病院送りにしたと語る。リゼルはジェガン(エコーズ仕様・コンロイ機)のハンドガンを2丁携行する。 アロー2 / ベッキー・チェスカ ディフェンサーaユニット装備のリゼルに搭乗。24歳、黒髪のロングヘアー。クールな性格だが、アロー1と言い合いになることも。 『ラスト・サン』ではガンダムMk-IIのハイパー・バズーカ2丁を携行したリゼルに搭乗する。 アロー3 / ピンク・キャンディ ディフェンサーbユニット装備のリゼルに搭乗し、長距離射撃を担当。名言はされていないが、スリーアローズの隊長的存在。2?歳(手で隠される)、金髪のゆるいウェーブヘアー。戦闘時には「息苦しい」とノーマルスーツのヘルメットを脱ぎ、胸元をあらわにし、眼鏡をかける。「いい男」を常に探しており、「強敵への礼儀」としてバウのコックピット・ハッチを破壊してパイロットの顔を見定めたあと(このときの評価は「かっこいいじゃない」)、バウの四肢を破壊して行動不能にする。 『ラスト・サン』では、同僚の二人に本名を明かされる。両親に恨みはないものの本名で呼ばれるのを苦手としており、プライベートでもコード・ネームで呼び合うのは彼女が決めたことである。いい男探しは相変わらずで、サイド1のコロニー「シャングリラ」で猛スピードの車とすれ違った際に、運転手のビーチャ・オーレグの顔を確認し、「好みの顔」と評する動体視力をもつ。また、彼女の投げキッスはリゼルのコックピットから宇宙空間を挟んだアンヴァルの子供たちまで届く。リゼルC型に搭乗し、Ζガンダムのハイパー・メガ・ランチャーを携行。
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