ジンバーアームズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 23:07 UTC 版)
「仮面ライダー鎧武/ガイム」の記事における「ジンバーアームズ」の解説
ゲネシスドライバーの中核部であるゲネシスコアを取り付けた戦極ドライバーに、オレンジロックシードとエナジーロックシードを装填して変身する強化形態。陣羽織をモチーフとしており、使用するエナジーロックシードに応じて胸から腰にかけてのエナジーパネルの模様が変化する。 エナジーロックシードを使用したことで新世代アーマードライダーと同等に強化され、武器も新世代ライダーと共通のソニックアローを装備する。開発者である戦極凌馬もその性能を十分に把握していなかったらしく、仮面ライダー鎧武 ジンバーレモンアームズが登場すると、自ら仮面ライダーデュークに変身してデータ収集のため戦闘を仕掛けていた。 変身時にはオレンジアームズとエナジーアームズが融合して、黒い鎧となる。このジンバー鎧はオレンジ型をしており、上に飛び出た肩アーマーは葉をイメージしている。無彩色になっているのは、展開時にエナジーパネルを目立たせるため。 パルプアイの形状はオレンジアームズと同様だが、前立ジンバーブレードは銀色に、顎部分ウォークラッシャーはガンメタに変わっている。これもまたエナジーパネルの模様を際立たせるためである。 ジンバーアームズは当初の予定にない、イベント性を重視したキャラクターで、「初期形態 (1)→中間形態 (2)→最終形態 (3)」という従来の仮面ライダーのパワーアップ路線に当てはめれば「1.5段階」とも言うべき存在だった。戦極ドライバーとゲネシスドライバーの連動ギミックのための形態として創作されたものであり、3回程度出ればよいと想定されていたが、実際にはより高い頻度で登場した。撮影用スーツは3形態共用で、エナジーパネル部分を換装している。 なお、メロンエナジーロックシードを使用したジンバーメロンアームズは劇中に登場していないが、デザイン画は存在しており、フィギュアで再現可能である。 スーツアクターの高岩は、重くて動きづらいうえに、初登場回から転がる演技をしなければならなかったことから、厄介であったと述懐している。 アームズ ジンバーレモンアームズ ゲネシスコアにレモンエナジーロックシードを装填して変身する基本形態。変身時に鳴る音声は「ミックス!オレンジアームズ!花道・オンステージ!ジンバーレモン!ハハーッ!」。 ユグドラシル・コーポレーションに拘束された葛葉紘汰に、DJサガラが「肝心なのは力の使い道だ」と諭しながら渡したゲネシスコアと戦極ドライバーでも使用できるように改良されたレモンエナジーロックシードによって変身可能となった。 戦極ドライバー単体で変身するアームズよりも能力が向上しており、またバランスもいいことから、しばしば活用された。 ジンバーチェリーアームズ ゲネシスコアにチェリーエナジーロックシードを装填して変身する派生形態。変身時に鳴る音声は「ミックス!オレンジアームズ!花道・オンステージ!ジンバーチェリー!ハハーッ!」。 仮面ライダーシグルドからロックシードを奪うことで変身可能となった。 高速移動能力を備え、その速さで敵を翻弄する戦法を得意とする。 ジンバーピーチアームズ ゲネシスコアにピーチエナジーロックシードを装填して変身する派生形態。変身時に鳴る音声は「ミックス!オレンジアームズ!花道・オンステージ!ジンバーピーチ!ハハーッ!」。 仮面ライダーマリカからロックシードを奪うことで変身可能となった。 聴力が増幅し、遙か遠くの音や声を聴き取れるようになる。主にヘルヘイムの森でのオーバーロードインベスの探索に使用された。 アームズウェポン ソニックアロー 新世代アーマードライダーの共通武器である弓。詳細は新世代アーマードライダーの節を参照。 必殺技 ソニックボレー ソニックアローにレモンエナジーロックシードを装填し、オレンジスカッシュで発動。オレンジとレモンの輪切り状のエネルギーを通り抜けたエネルギー矢が敵を撃つ。 無頼キック オレンジスカッシュ・ジンバーレモンスカッシュで発動。オレンジとレモン状のエネルギーをくぐり抜けて放つ跳び蹴り。 エネルギー刃 オレンジオーレ・ジンバーレモンオーレで発動。エネルギーの刃を飛ばして攻撃する。
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