ジェネラス・インダストリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 22:44 UTC 版)
「HEROMAN」の記事における「ジェネラス・インダストリー」の解説
アメリカ陸軍の兵器開発プロジェクトを主導する巨大兵器開発企業。 ドクターミナミ 声 - 松本保典 ジェネラスの取締役兼、兵器開発部統括責任者を務める国際的なロボット工学の権威。またMRL(ミナミ・ロボット・ラボラトリー)の創始者兼代表でもある。自らの頭脳に絶対的な自信を持ち、それを世界に知らしめるために合衆国政府とスクラッグを利用しようと画策。しかし、華々しいデビューを飾る予定であったタマ捕獲作戦遂行前にジョーイたちの活躍によりタマが停止したため出番がなくなる。さらにスクラッグも壊滅したため、自分の面子を潰したとしてヒーローマンを逆恨みしている。 彼が開発したロボットの中で最も強力なものは、装甲車のような外見と巨大な両腕が特徴的なMR-1である。MR-1は操縦者の動きをトレースするかのように動き、電子機器を麻痺させる電磁パルス砲や機関砲、槍を連射する投射兵器、巨大な腕を使った格闘など、多彩な攻撃手段を持っている。 ジョーイやヒーローマンがセンターシティにいることを知った後は、彼らを捕獲するために出動した軍の一部を自らの立場を悪用して掌握し、自分が開発したMR-1の力がヒーローマンよりも優れていることを証明するために、ジョーイだけではなく合衆国政府をも敵に回して暴走を始めてしまう。しかし、MR-1はヒーローマンによって破壊され、国家反逆罪により刑務所に収監された。 その後、政府によって回収された残骸からMR-1は復元され、デントンによってジョーイとヒーローマンの後方支援に利用された。 スクラッグが完全壊滅後にヴェロニカの手により脱獄、彼の独房の壁にはヒーローマンを真似たロボットとそれに関する数式が書かれている。 漫画版では部下のアマノリッヒとスタリオンと共に脱獄したのがスクラッグ壊滅後でなくゴゴールの復活後になっており、ジョーイやヒーローマンを倒すために改良型MR-1と共にホワイトハウスの前で待機していたが、本来の姿のゴゴールに改良型MR-1を一蹴される。それでも立ち上がり再攻撃を仕掛けるが、ホリーによってその攻撃はヒーローマンの手助けに役立ってしまう。ゴゴールとの最終決戦後、部下と共にセンターシティで犯罪を繰り返し、ジョーイたちとのリベンジを行っている。 モデルはプロデューサーの南雅彦。 ヴェロニカ 声 - 魏涼子 ミナミの専属秘書。冷静かつ正確に仕事をこなす有能な人物だが、その経歴には謎が多い。 ヒーローマンとMR-1の戦いでは、MR-1を操るミナミのサポートをしていた。しかしMR-1の破壊後、彼女だけは政府の目を逃れてその場から脱出していた。 スクラッグ壊滅後、刑務所に単独で乗り込みミナミたちを解放した。その際、研究服の袖から十得ナイフのような刃を出して、看守たちと戦っていた。 アマノリッヒ 声 - 勝杏里 ミナミの部下でジェネラスの研究部門トップ。3Dメガネのようなサングラスをかけている。 ミナミの暴走後、彼に加担した罪を問われ刑務所に収監されたが、スクラッグ壊滅後にヴェロニカの手によって脱獄した。 スタリオン 声 - 木村雅史 ミナミの部下でジェネラスの技術部門トップ。大柄な体格で、いつも大きなグローブを身に着けている。 ミナミの暴走後、彼に加担した罪を問われ刑務所に収監されたが、スクラッグ壊滅後にヴェロニカの手によって脱獄した。
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