サンフランシスコ期(1995-1998)
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「宇川直宏」の記事における「サンフランシスコ期(1995-1998)」の解説
1995年、日本企業から与えられた住居とは別に、キャロライナーコミューンにも居を構え、リーダーであるGruxらと親睦を深める。同年、ゴリラの生体をフィールドレコーディングする実験ユニット=マイ・ライフ・イズ・ア・ゴリラズ・ナッツをアメリカの友人数人と結成。同年より日『STUDIO VOICE』で、現地取材をもとにした「UKAWA’S Californian Shock Hunter」連載開始。インカの女帝の末裔イマ・スマックやチャーチ・オブ・サブジーニアス、真性ネクロフィリアであるキャレン・グリンリーのインタビュー、S.R.Lのテスラコイル取材などをおこない、以降この連載は2年つづく。 1996年。CLUB DECOに通い始め、DJ Q−BERTやインビジブル・スクラッチ・ピクルズのメンバーと交流。その後、自身のレーベルMOM/N/DAD PRODUCTIONS(この時期から表記変更)からDJ Q-BERTのCDを2枚リリース。CDジャケット・アートワークも自ら担当。同年、平行して個人的にDJ Q-BERTとD-STYLESを日本に招聘。 1997年。BOREDOMSの初VIDEO作品『SUPER SEEEEE!!!!!!!』をサンフランシスコで監督、製作。ロスの実験アニメ作家ブライアン・ミドキフとコラボレートする。翌年、日本発売。後にDVDとしてリイシュー。 1998年。サンフランシスコ時代のグラフィックデザインの代表作『UNITED TRASH』を制作。この作品はベルリンのアヴァンギャルド・フィルムメーカーであるクリストフ・シュリンゲンズィーフ監督による同名映画の正式ポスターのデザインと、組み立て爆撃出来るホワイトハウスのプレスキットからなっており、ディストリビューターはアルバトロス・フィルム。同年、ビザの都合で日本へ帰国。
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