コンサート時代(1991年 - )
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「FNS歌謡祭」の記事における「コンサート時代(1991年 - )」の解説
第20回(1991年)から『FNS歌謡祭』のタイトルをそのまま踏襲したものの、その年を象徴する歌手代表曲を披露するのみとなるコンサート形式に変更された。初年度は歴代の最優秀グランプリ受賞者が招かれ、それぞれの代表曲を披露した。 番組構成は、当初はアーティストが順番に数曲ずつ披露していく形式であったが、第34回(2005年)からアーティスト同士のコラボレーション(共演)が増え、一組のアーティストが入れ替わり立ち代わり何度もステージに立つ形式が定着する。これにより他局の同様の音楽特番との差別化に成功し、20%前後の高視聴率をキープした。また、同年から『僕らの音楽』司会の草彅剛(当時SMAP)をメイン司会に起用し、一部の年を除いてSMAPがトップバッターと大トリの双方を担当した。 放送時間は、第26回(1997年)からは『火WSP』および『サザエさん』(再放送)枠の廃止に伴い、放送日が木曜日に変更になった。第32回(2003年)は東アジアサッカー選手権放送の都合上一日繰り上げて水曜日に放送され、以降定着する。また放送時間もさらに延びて23時台まで、4時間超の放送となる。第39回(2010年)は、当時水曜日にレギュラー放送されていた『クイズ!ヘキサゴンII』(19時台)、『はねるのトびら』(20時台)、『ホンマでっか!?TV』(21時台)、『ザ・ベストハウス123』(22時台)などの人気番組の放送休止を避けるため、この年のみ土曜日に放送された。 派生番組として、2012年からは、毎年夏(7月下旬または8月上旬)に当番組のスタッフが制作する『FNSうたの夏まつり』(2020年より『FNS歌謡祭 夏』に改題)が放送開始した。メイン司会者やスタッフ、演出が当番組と共通するなど、当番組を意識した姉妹番組である。さらに、2016年と2017年は、毎年春(3月下旬)に『FNSうたの春まつり』(2022年より『FNS歌謡祭 春』に改題して復活)が放送されている。これらに伴い、フジテレビ系列では当時は現在、毎年3番組の大型音楽番組が放送されていた。さらに、2021年には秋(10月上旬)に『FNS歌謡祭 秋』が放送されており、これに伴い、FNS音楽特別番組が全ての季節での放送が網羅した。 第44回(2015年)からは、前年の『僕らの音楽』放送終了 に伴い草彅が司会を降板し、同年から始まった『水曜歌謡祭』MCの森高千里と渡部建(アンジャッシュ)が抜擢された。更に、同年から2DAYS方式を採用し、例年通りの演出での放送の1 - 2週間後に、スタジオライブ方式の「第2夜」が放送されるようになった。 第48回(2019年)からは、放送開始45周年を機にリニューアル。第47回(2018年)までの基本的なコンセプトやフォーマットなどはそのままに、司会は森高と渡部に替わり、相葉雅紀(嵐)と永島優美(フジテレビアナウンサー)が抜擢された。2DAYS方式も引き続き採用。
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