ガリ版伝承館(旧堀井家住宅洋館)
名称: | ガリ版伝承館(旧堀井家住宅洋館) |
ふりがな: | がりばんでんしょうかん(きゅうほりいけじゅうたくようかん) |
登録番号: | 25 - 0108 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造2階建,瓦葺,建築面積49㎡ |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治42 |
代表都道府県: | 滋賀県 |
所在地: | 滋賀県東近江市蒲生岡本町663 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 滋賀県近代和風建築総合調査 |
施工者: | |
解説文: | 謄写版発明で著名な堀井新治郎・耕造親子が郷里に建設したもの。棟梁は大阪の野口清蔵。木造2階建,寄棟瓦葺,下見板張,一室構成の洋館で,主屋の東方に位置し,当初は離れ座敷に接続していたが,現在は東に玄関部を新設して記念館として保存されている。 |
建築物: | アメリカンハウス イタリア大使館別荘記念公園本邸 ウォーターハウス記念館本館 ガリ版伝承館 キッコ石石井家住宅主屋 キッコ石石井家住宅土蔵 キッコ石石井家住宅長屋門 |
ガリ版伝承館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 16:07 UTC 版)
東近江市立ガリ版伝承館(ひがしおうみしりつガリばんでんしょうかん)は、滋賀県東近江市にある謄写版(ガリ版)印刷を伝承する施設である。米国で発明され商品化された謄写版技術を日本に初めて持ち込んだ堀井新治郎父子の本家を修復して、1998年(平成10年)4月に開館した。
- ^ 謄写版をテーマとする博物館としてはほかに、かつての用品メーカーによる大東化工謄写技術資料館(岐阜市)、印刷会社による山形謄写印刷資料館(山形市)と、孔版画家の作品やコレクションを展示する公設の南部町祐生出会いの館(鳥取県南部町)がある。
- ^ 鉄筆とヤスリ盤を用いてワックス原紙を製版しスクリーンを装着した謄写器で印刷する謄写版印刷技法は、新治郎の「発明」より14年前の1880年2月までに米国のトーマス・エジソンが考案して米国特許(第180857号、第224665号)を取得していたもので、最初の実用化商品も1884年に同特許に適した原紙を開発した事務用品販社、A・B・ディック社(米シカゴ市)がエジソンと正規のライセンス契約を結んで1887年から販売を開始し、1892年には既に累計出荷台数が8万台を超えていた「ミメオグラフ」(Mimeograph)である。
- ^ a b c d e 「謄写版の歴史を後世に 蒲生 堀井家の旧本宅と敷地を寄付へ 町の申し入れ快諾 近く活用策など話し合い」『中日新聞』滋賀版、1990年3月15日付朝刊16面、中日新聞社。
- ^ a b 「近江八幡ユース・ホステルなど4カ所を文化財登録/滋賀」『毎日新聞』滋賀版、1998年11月11日付22面、毎日新聞社。
- ^ a b 新ガリ版ネットワーク公式サイト
- ^ 「ガリ版体験について」 新ガリ版ネットワーク公式サイト、新ガリ版ネットワーク事務局
- 1 ガリ版伝承館とは
- 2 ガリ版伝承館の概要
- 3 アクセス
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