オートマティック/マニュアル・シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 14:37 UTC 版)
「ペンタコン」の記事における「オートマティック/マニュアル・シリーズ」の解説
プラクチカB200(PRAKTICA B200 1980年発売) - プラクチカ・バヨネットマウントであり、現代的でコンパクトな設計のオートマチック・プラクチカの幕開けを担ったモデルである。シャッタースピードはオートマティック時にはTTL開放測光により40/1~1/1000秒までの絞り優先AE、マニュアル時にはそれをもとに1/1~1/1000秒での撮影が可能だった。シャッター機構は金属幕フォーカルプレーンシャッターで1/90秒のXシンクロ付きであった。ファインダー内に絞り値、露出オーバー及びアンダー、14個のLEDによるシャッター速度が表示された。±2の露出補正、AEロックが可能であり、絞り込みレバーがマウント部に装備されていた。ホットシューに加えてボディ側にシンクロ接点がありデュアルフラッシュ撮影が可能。セルフタイマーが装備され、フィルムカウンターは自動復元式、モータードライブの接続端子が底面にあった。軍艦前面左側に「B200」と表示されていた。プラクチカB200 第1の改良型(1982年発売) - ボディ及び裏蓋のカバーリングが滑らかなものになっていた。オプションサービスではあったが、軍艦部と底板をクロムメッキ仕上げにすることができた。プラクチカBCX(PRAKTICA BCX 1983年発売) - イギリス向け輸出専用のプラクチカB200 第1の改良型モデル。軍艦部と底板がクロムメッキ仕上げになっていた。軍艦前面左側に「BCX」と表示されていた。 プラクチカBC1(PRAKTICA BC1 1984年発売) - システム化されたコンピューター制御のストロボ機器を接続する専用ターミナルがホットシューに追加されたほか、発光ダイオードによるストロボ・レディライトがファインダー内に装備された。軍艦前面左側に「BC1」と表示されていた。プラクチカBC1 第1の改良型(1985年発売) - 軍艦部上にメモリによる露出補正方法が組み込まれ、フィルム感度設定ダイヤルがプラスティック製に変更された。 イエナフレックスAM-1(JENAFLEX AM-1 1985年発売) - プラクチカBC1 第1の改良型のバリエーションで、ボディ前面にホールドしやすくするためのグリップが追加されていた。ネームプレートに「JENAFLEX」の刻印、軍艦部前面左側に「AM-1」の刻印、ボディ前面右側のカバー上にカール・ツァイス・イエナのシンボルマークが入っていた。 プラクチカBC3(PRAKTICA BC3 1987年発売) - プラクチカBC1 第1の改良型のオランダ向け輸出専用モデルである。ボディ前面にホールド性を高めるためのグリップ追加され、裏蓋のカバーリングが斜め縞の革張りになっていた。軍艦部前面左側に「BC3」の刻印、ボディ前面右側のカバー上に『ペンタコン』のシンボルマークが入っていた。
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