オリジナルアイテム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/01 07:29 UTC 版)
「スライム冒険記」の記事における「オリジナルアイテム」の解説
本作オリジナルのアイテムのうち、主な物を記す。 勇者の装備 勇者が使用していた装備。ドラゴンクエストシリーズのロトの紋章を簡略化したようなマークが付いており、形も類似しているが因果関係は不明。また、能力は天空の装備と似ている。勇者のマークに付いている宝玉は赤か青だが、勇者スラきちが装備した際は勇者の印を除いて紫に変化して若干形が変わる。作品で登場したのは以下の5種。ジジイによると他には「勇者のマント」「勇者の手ぶくろ」「勇者のパンツ」「勇者のくつした」などがあるそうだが特殊な能力はないと思われる。作品に登場した勇者の装備達は自らの意識を持っていた。勇者の剣 魔龍を封印できる武器。魔龍を封じた勇者が、魔龍の復活をおそれてレプリカを作らせ、本物はコーティングでメタルキングの剣に見せかけられてスラきちに託されていた。偽者の方は宝玉が赤、本物は青となっている。本来はほこらで勇者のしるしを使わないと勇者の剣は真の姿とはならないが、スラきちは炎で表面だけ溶かして真の姿にした。 勇者のヨロイ 炎や吹雪のダメージを防ぐ効果を持つ。宝玉の色は青。本来は人間の装備する普通の鎧の形をしているが、勇者が装備する場合は体格に合わせて形を変化することが可能、勇者スラきちが装備したときにはカブトと合わせて全身を覆うような形になった。体格さえあっていれば勇者でなくても装備は出来るようで、ウチネが装備したこともあった。 勇者の盾 正面からの呪文を反射することが出来る。宝玉の色は赤。背後など、正面以外の方向からは跳ね返せない。 勇者のカブト 宝玉の色は赤。毒を中和する。体内の毒も中和できるのでフグを食べても平気。これも体格さえ合えば勇者でなくても装備はできるようで、ウチネだけでなくベホミがかぶっていたこともあった。 勇者のしるし 宝玉の色は青。身につけるとパワーアップする代わりに、性格や言葉遣いが荒々しくなる。本来勇者の剣・ヨロイの封印の扉を開けるためのアイテムでもあったが、スラきちは炎で溶かして開けていた。魔龍(第4形態)に飲み込まれたこともあったが、逆に魔龍の体内でしるしくんとして活動、魔龍に取り込まれて正気を失っていた勇者の装備(ケンくん、カブトくん、ヨロイくん、タテくん)をビンタで正気に戻して、魔龍の身体から飛び出した。 封魔のツボ 呪文を唱えて名前を叫ぶことで、叫んだ相手をツボに封じ、さらに命令を聞かないと締まる腕輪を装着させることでその者を操ることが出来る。呪文は「エマジンコイスニカナンボ~~~ツ」(逆から読むと「ツボん中に吸い込んじまえ」)。定員一名で、他人に使用すると既に封じられていた人物は解放される。腕輪がつく部分があれば非生物に対しても使用でき、ドウガネが取り込んでいた勇者のヨロイを吸い込んだこともあった。本来腕輪によって強制的に働かせることで操るはずだが、スラきちは素でマコに従っていた。もっとも、元々大ボケなのでウルフたちがご主人であると勘違いしたこともあった。また、スラきちは腕輪が頭の出っ張りについていたが、締まった際に頭からすっぽ抜けた。最後はウチネ(魔龍)に破壊されてしまった。 風車のヨロイ 扇風機が胸についた鎧。見た目は非常にかっこ悪いが、炎を跳ね返すことが出来る。 魔界のメダリオン 聖なる証である勇者のしるしと対を成すアイテムで、闇の証。身につけるとパワーアップするが、凶悪な性格になる。しかも呪われているため、外せなくなる。 魔力の杖 地下世界イキガルドに伝わる杖。掲げて呪文を使うと威力が倍増する。ベホミがこれを使ってベホイミを唱えたら、ベホマの効力になったため、威力を単純に挙げるだけではなく、魔法としての格を段階的に上昇させる物である可能性もある。また、勇者スラきちが魔龍(第4形態)との戦いで使用し、ギガデインの威力を倍増させてテラデインとした。
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