エリカ・シモンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 05:03 UTC 版)
「機動戦士ガンダムSEEDの登場人物」の記事における「エリカ・シモンズ」の解説
Erica Symons 声 - 柳沢三千代 オーブ在住。国営企業モルゲンレーテ社に勤務し、アストレイ及びM1アストレイの主任設計技師を務める。一児(息子の名前はリュウタ)の母でもある。 初の国産MS「M1アストレイ」に必要なナチュラル用OSの自力開発が難航、苦慮した彼女は、「我が国における潜在コーディネイターの軍需産業への貢献」という文献を見て、オーブ国内には素性を隠してコーディネイターが住んでいること、そして彼らがオーブの軍事技術発展に密かに貢献しているらしいことに着目し、キラ・ヤマトの力を借りることにする。その結果としてM1のOSは間もなく完成させることができた。 映像化されている物語や解説・資料本では彼女がコーディネイターであるとは全く語られていない。その開発が難航遅延した地球軍の例と同様、彼女もまた国産モビルスーツ用OSを自力で完成させることができず、学術文献でその存在が示唆されているオーブ国内の潜在コーディネイターや来訪コーディネイターの力を借りることを考えていた(そして実際先述のように、その後キラの力を借りている)。公式サイト「GUNDAM SEED WEB」でもエリカは「ナチュラル」であると明記されている。その後紙媒体でリリースされた外伝ストーリーやそれを扱った書籍の記述では、彼女は自分も素性を隠して生活する潜在コーディネイターであり、夫にだけ素性を告白し結婚している旨記された。 『SEED DESTINY』では、オーブに帰還をしたアークエンジェルの修復のためにスタッフと共にアカツキ島の地下施設へ駆けつけたり、オーブを攻撃されるのを見たカガリにキサカ、アマギと共にウズミの遺言とアカツキを託す。 主要キャラクターの乗るガンダムタイプを含めオーブ製MSの開発を一手に引き受けているというその立場上、『SEED ASTRAY』シリーズでも重要人物として登場する。ジャンク屋組合のプロフェッサーと親友だったことなどが描かれている。 オーブ国内に於ける立場としては、アニメ本編では彼女の政治的党派性を現す描写は特になく、首長ウズミ・ナラ・アスハの命により国産MS「M1アストレイ」等の開発に尽力している。一方紙媒体で展開する外伝では、元々彼女の勤めるモルゲンレーテ社に関わりの深いサハク家寄りの立場を取っていたが、自国戦力の強化の為には手段を選ばないロンド・ミナ・サハクらの方針に常々疑問を持っていたこと、更にはオーブ陥落後国家元首の地位をアスハ家から奪取せんとの野望を抱くロンドから、自分にカガリ暗殺の命令が下されていたことを劾より知らされたことをきっかけにサハク家と決別しアスハ家寄りに転向した。ロンドのカガリ暗殺計画はエリカの意見を尊重した劾の手によって防がれている。その後、皆にコーディネイターであることを告白している。 [先頭へ戻る]
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