イーグレット・イング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 05:11 UTC 版)
「アンセスター」の記事における「イーグレット・イング」の解説
声:岡本寛志 初出は、『スーパーロボットマガジン』Vol.13 - Vol.14で環望が連載した漫画『ロストチルドレン』から。 記憶喪失のはぐれマシンナリー・チルドレン。外見上ウルズ達とさほどの差異は無いが(肌の色は人間と同じであるが、初期のイーグレット達同様擬態の可能性もあり)、ウルズ達とはまったく異なる常識的かつ良識的な性格で、別のシリーズである模様。『ロストチルドレン』の舞台となる、「イージス計画が成功し、アースクレイドルが破壊され、未来世界と違う道を歩み始めた『第2次α』以降の世界」において本来存在しないはずの存在であり、未来世界でウルズ達と戦ってきたαナンバーズ(未来世界を知る者達)から敵視されることになる。その後αナンバーズを抜けていた(未来世界を知らない者達)シーブック・アノーやセシリー・フェアチャイルド、ブレンパワードの面々に保護されることになる。スーパーロボットマガジンVol.13表紙で一緒にいた少女ジュラともにアースクレイドルを目指す旅をするとされていたが雑誌休刊のために詳細不明のままである。 『OG』シリーズでは『第2次スーパーロボット大戦OG』が初出(公式サイトでは当作品が初登場とされているが、環望がブログにて『ロストチルドレン』のイングだと明かしている)。マシンナリー・チルドレンの22体目としてガイアセイバーズの一部隊アルファ・セイバーに所属していたが、ある理由からグランド・クリスマス(アイドネウス島)から脱走、追っ手のドゥバン率いるベータ・セイバーに阻まれてしまい搭乗機のキャニスを自爆させ逃れるも、それによって重傷を負い記憶も失ってしまう。その後、意識不明の状態でアイビスやラウル達に救助され、本格的な治療のためハガネに預けられる。ラ・ギアスで目覚めた後、優れたPT操縦技術を持っていたことから鋼龍戦隊に戦力として加わり、戦いながら自分が何者かを探るようになる。一人称は「僕」で、寡黙な性格。目上の人物に対してはきちんと敬語を使う。また、常人から外れた味覚を持っており、かなりの甘党でクスハ汁も平気で飲み干せる。 その正体は、ユーゼスがマシンナリー・チルドレンとバルシェムを組み合わせて作ったガンエデン用の人造マシアフ。そのためオリジネイターであるウルズにもない念動力の素質を持ち、他のMCにはない自我を持つ。イングがガイアセイバーズから脱走したのは、ユーゼスがイングの念動力を更に高めさせるため、そのように仕向けたものだった。封印戦争終結後、イルム、リョウト、リオから新たなチーム結成の勧誘を受ける。 『OGMD』の本編開始前に自身の新たな名前を決める際、イルム、リョウト、リオと共に考え抜いた結果「イング・ウィッシュ」に決めて改名した。 乗機は、アルブレード・カスタム、アッシュ→エグゼクスバイン。専用BGMは「22nd child」(アッシュ搭乗後)、「LOST CHILDREN」(エグゼクスバイン乗り換え後)。それぞれ「THE GATE OF MAGUSとVANISHING TROOPER」のアレンジである。(曲調に『TIME DIVER』らしき旋律も入っている)
※この「イーグレット・イング」の解説は、「アンセスター」の解説の一部です。
「イーグレット・イング」を含む「アンセスター」の記事については、「アンセスター」の概要を参照ください。
- イーグレット・イングのページへのリンク