インテリア‐プランナー
インテリアプランナー
資格区分 | 民間資格 |
資格概要&取得方法 | インテリアプランナーはインテリアデザイン事務所、建築設計事務所、建設会社、インテリア関連産業等など、オフィス、公共施設、店舗、住宅等幅広い分野を対象に、インテリアの企画・設計・工事監理の業務を行います。ユーザーのインテリアに対する多様な要求に対応した質の高いインテリアを実現するのが役割です。試験は「学科試験」及び「設計製図試験」により構成されます。資格取得後は5年ごとに主催者が実施する講習を受けて登録の更新をします。 1次試験は満22歳以上。その他、インテリア業務の実務年数や建築士などの資格保有者は優遇制度あり |
受験資格 | 満20歳以上 |
受験料 | 1次・2次各2万2050円、1次・2次両方受験の場合は2万6250円 |
合格率 | 学科試験52.7%、設計製図試験30.3%(2004年度) |
試験日程 | 11月下旬 |
試験会場 | 札幌市・仙台市・東京都・名古屋市・大阪府・広島市・福岡市 |
問い合わせ先 | 財団法人建築技術教育普及センター 〒104-0031 東京都中央区京橋2-14-1 03-5524-3105 http://www.jaeic.jp/ |
取得後の職業/活かせる仕事 | 建築設計事務所は登録の際に資格保有者の人数を申請します。商業施設士、インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャーなど各種資格の試験科目が一部免除されるなど優遇されます。 |
インテリアプランナー
概要解説 近年女性に人気が高いインテリアコーディネーターという職種とよく混同されますが、その業務はより専門的になります。コーディネーションを主体としているコーディネーターに比べ、プランナーの業務は、インテリアや建築全般に関わる総合的な専門知識を駆使し、住宅や店舗、オフィス、飲食店などのインテリアの企画・設計・工事監理までを行います。また、コーディネーターが民間の資格であるのに対し、プランナーは国土交通省認定の公的な資格となります。インテリアの仕事といっても、センスだけでなく、設計から現場管理までをこなすフットワークの軽さと体力が必要です。建築士の免許を持った男性が受験をし、資格を取得することの多い職種でしたが、最近では女性の進出も増えてきました。 必要な能力・資格など インテリアプランナーになるためには幾つかの方法がありますが、いずれの場合も(財)建築技術教育普及センターが実施する資格試験に合格し、登録を行うことが必要です。1次試験は学科のみで、受験資格は22歳以上の者で、インテリア装備、計画、法規、施工、建築一般の知識などについての出題である。2次試験は、1次試験に通過者の学歴や資格によって異なる経験が必要となり、大学卒は2年以上、短大卒は4年以上、高校卒では6年以上の実務経験が必要となる。 関連する職業
インテリアデザイナー
(インテリアプランナー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/08 09:10 UTC 版)
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この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2012年1月)
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インテリアデザイナー(英語:interior designer)とは、インテリアと呼ばれる建物内部やファサードなどの外部の装飾や空間構成、家具や照明器具、照明計画など住空間の一部ないし全体の室内演出・デザインや建物全体の構成などを手掛ける職業、またはこれを職業にしている人たちを意味する。
職能
フリーランスで事務所を設けて活動する人も多く、自ら家具やインテリア雑貨を制作する人もいる。 美術やデザイン知識、原価計算、コスト計算などの作業も必要な他、契約案件の説明、特に大規模事業の際にはプレゼンテーション能力なども必要とされる職種。 建物全体の構成や配置、家具の色彩的統一、壁紙の柄、設置場所などについての、より快適に暮らすための相談・コンサルティングも行う。
環境や空間をデザインしたり、家具などを設計する上で、色彩に対する鋭い感性や造形能力、空間判断力が求められる。また、人々が生活しやすい空間や使いやすいものを作るために、人間の行動や習慣について関心を持ち、人間工学、心理学、建築学、美術などまで、幅広い知識が必要とされる。[1]
資格
建築士
インテリアデザイナーとして仕事をする上で建築士の資格は必要ないが、インテリアコーディネーターも部屋の構造への理解が必要となり、仕事の幅を広げるために一定の経験を積んだ後に建築士の資格の取得を目指す人も多い。[2]
インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターは、公益社団法人インテリア産業協会が実施するインテリアコーディネーター資格試験に合格し、登録を受けている者である。 一次試験(学科)と二次試験(プレゼンテーション・論文)に分かれている。
インテリアプランナー
インテリアプランナー(IP)は、公益財団法人建築技術教育普及センターが実施するインテリアプランナー試験に合格し、所定の実務経験を有したうえで、登録を受けている者である。 インテリアプランナー試験制度は、平成12年度まで建設省の告示に定められた審査証明制度であったが、告示廃止後、建築士試験制度を管理する建築技術教育普及センターが民間資格として引き継いだ。 学科試験と設計製図試験に分かれており、学科試験の合格者はアソシエイト・インテリアプランナー(AIP)に登録可能。
インテリア設計士
インテリア設計士は、一般社団法人日本インテリア設計士協会が実施するインテリア設計士資格検定試験(1級・2級)に合格し、登録を受けている者である。 学科試験(1級は論文、2級は計画・技術・法規・法令)と実技試験(1級・2級とも企画計画、表現技術)に分かれている。
空間ディスプレイデザイナー・インテリアデザイナー・インテリアアドバイザー
空間ディスプレイデザイナー・インテリアデザイナー・インテリアアドバイザーは、日本デザインプランナー協会が実施する空間資格検定(1級・2級)、インテリアデザイナー資格検定、インテリア資格検定に合格した者である。 インターネットからの申し込みによる在宅受験となっており、登録は不要。
インテリアデザイナーになるための学校
脚注
- ^ 「tag (職業情報提供サイト(日本版O-NET)」厚生労働省2023年3月1日閲覧
- ^ 「[1]」青山製図学校2023年3月1日閲覧
関連項目
「インテリアプランナー」の例文・使い方・用例・文例
インテリアプランナーと同じ種類の言葉
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