アンバ_(潜水母艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アンバ_(潜水母艦)の意味・解説 

アンバ (潜水母艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/14 02:36 UTC 版)

アンバ
基本情報
建造所 ソ連ニコラエフ造船所
運用者  インド海軍
艦種 潜水母艦
艦歴
就役 1968年12月28日
退役 2006年7月
要目
基準排水量 6,750 トン
満載排水量 9,650 トン
長さ 141 m
17.6 m
飛行甲板 ヘリコプター発着甲板
吃水 7 m
機関 ディーゼル・エレクトリック
推進 2軸
出力 8,000馬力 (5,966 kW)
速力 17ノット
航続距離 18,300海里/10ノット
乗員 400名
兵装 AK-726ロシア語版 76mm連装砲 2基
テンプレートを表示

アンバ(INS Amba, A54) は、インド海軍潜水母艦である。ソ連海軍ウーグラ級 (1886号計画型) 潜水母艦ロシア語版英語版インド向けに一部仕様の変更がなされている。 兵装をAK-725ロシア語版 57mm連装砲4基から、AK-726ロシア語版 76 mm連装砲 2基へ変更されたのもその一つである。

概要

インド海軍は当時整備中のカルヴァリ級潜水艦(フォックストロット級潜水艦)を支援するために「アンバ」を必要とした。 1960年代後半から1970年代前半の間に8隻就役した同級潜水艦は、今日2隻が現役として残るのみである。「アンバ」が以後就役した新しいシシュマール級潜水艦シンドゥゴーシュ級潜水艦と共に運用されたかは不明である。

1968年12月28日に就役したアンバは、潜水艦修理設備、魚雷整備区画、医療施設などを有し、ヘリ甲板はHAL Chetakウェストランド シーキングを運用することができた。本艦の就役により、アラビア海ベンガル湾に展開するインド海軍の潜水艦は長期展開が可能になり、作戦海域を拡張した[1]

1971年には第三次印パ戦争に参加した。

2001年5月26日、コーチン造船所における定期整備中、火災が発生、作業員2名が死亡した。

2006年7月、ヴィシャーカパトナム海軍基地で退役した。第三次印パ戦争に参加したロシア製のインド海軍艦艇としては、最後まで現役にあった[1]

脚注

  1. ^ a b “INS Amba decommissioned”. THE HINDU. (2006年7月16日). http://www.thehindu.com/article3105768.ece 2016年5月17日閲覧。 

外部リンク

関連項目


「アンバ (潜水母艦)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アンバ_(潜水母艦)」の関連用語

アンバ_(潜水母艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アンバ_(潜水母艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアンバ (潜水母艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS