アニメ概要
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2009年4月5日より、テレビ東京系列(TXN)にて放送が開始された。アニメーション制作は『MÄR-メルヘヴン-』、『メジャー(4th - 6th)』、『ハヤテのごとく!(第1作)』、『絶対可憐チルドレン』など、数多くの週刊少年サンデー作品を制作してきたSynergySPが担当。 『MÄR -メルヘヴン-』・『ハヤテのごとく!』(第1期)・『絶対可憐チルドレン』と「週刊少年サンデー」原作のアニメが続いた日曜朝10時枠での放送となり、あだち充原作の漫画作品では、『H2』以来13年ぶりのテレビアニメ化となる。 ハイビジョン制作、アナログ(標準画質)放送では16:9レターボックスでの放送。同時ネット局のみ字幕放送も実施。全50話。 基本的に原作通りに進むが、月島若葉が第1話で他界する・月島青葉が女子野球に参加するシーンが明確に描かれたり(原作では「日本代表の一次選考を通過した」と僅かに触れられるのみ)、秋季大会の試合シーンも描かれる(原作では台詞で敗因が語られるのみ)など多少の違いがある。また、原作にある性的シーンや表現がカットされている。 キャストのクレジットでは、2役担当している野沢雅子はノモのみ、神田朱未は月島若葉か滝川あかねのいずれか一方のみを表記している。 第16話(7月19日)から第46話(2月21日)までは「ノモのえかきうた」と「クロスゲームクイズ」が交互にアバンパート前におかれている。 作品が高校野球や女子野球を扱っているためスポンサーにわかさ生活が入っており、青葉が福知山成美高等学校女子野球部選手に一球勝負を求める内容のCMが放送されている。また、本編と次回予告の間には野球に打ち込む女子選手を「今日の青葉」として取り上げる「夢見る青葉!」というコーナーが差し込まれる。ナレーションはノモ役の野沢が担当。最終話(第50話)のみ、本編の前に放送された。 アニメ版のキャッチコピーは「あの夏。止まったままの時間が、動きはじめる…」 、「2009年最高のラブストーリー」 サンデーでの連載はアニメ最終回1か月前に終了したばかりであるが、原作最終話までアニメ化された。このため、第49話・第50話の内容は単行本発売に先駆けての放送となった。 テレビアニメは2010年3月28日に最終回を迎え、6年続いた日曜朝10時の小学館アニメ枠は終了。アニメ枠は日曜9時の再放送枠と入れ替わる形となったが、2012年4月開始の『カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編』で再開されている。 韓国では2010年に韓国教育放送公社(EBS)で放送されていた。これは、日本製アニメの地上波放送が完全に途絶えた2008年以降に韓国の地上波で例外的に編成された純粋な日本製アニメとなっており、EBSで放送された日本製アニメについても本作品が唯一となっている。 あだち充原作アニメの主力製作会社の東宝がアニメ部門から撤退していた時期に製作されたため、2013年に「TOHO animation」として再参入したのと同時に、小学館集英社プロダクションからこの作品のIPを東宝が買い取った。 2013年4月から2014年3月にかけてTOKYO MXでも放送された。2015年12月まで京都放送で放送されていた。
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