じょうけい

デジタル大辞泉

しょう‐けい〔シヤウ‐〕【上^×卿】

読み方：しょうけい

《「じょうけい」とも》

１ 朝廷の諸行事・会議などの執行の責任者として指名された公卿(くぎょう)。列席した公卿中の首席の者が選ばれた。

２ 記録所の長官。

３ 公卿(くぎょう)の異称。

じょう‐けい〔ジヤウ‐〕【上^×卿】

読み方：じょうけい

⇒しょうけい（上卿）

じょう‐けい〔ジヤウ‐〕【上啓】

読み方：じょうけい

１ 目上の者に対して申し上げること。啓上。

２ 臣下が皇太子・皇后・皇太后・太皇太后に申し上げること。また、その文書。

じょう‐けい〔ジヤウ‐〕【上掲】

読み方：じょうけい

上に掲げること。前に述べること。前掲。「—の表」

じょう‐けい〔ジヤウ‐〕【上計】

読み方：じょうけい

すぐれた計画。上策。

じょう‐けい〔ヂヤウ‐〕【場景】

読み方：じょうけい

ある場面でのものごとのありさま。その場の光景。「犯行の—を再現する」

じょうけい〔ヂヤウケイ〕【定慶】

読み方：じょうけい

鎌倉時代の慶派の仏師。

大仏師法師定慶。鎌倉前期に活躍。作、興福寺東金堂の維摩居士(ゆいまこじ)像、同寺の梵天・帝釈天像など。生没年未詳。

肥後法眼定慶。鎌倉前期から中期に活躍。作、大報恩寺の准胝(じゅんでい)観音像、鞍馬寺の聖観音像など。生没年未詳。

越前法橋(ほっきょう)定慶。鎌倉後期に活躍。伝存作品はないが、法隆寺新堂の日光・月光菩薩像などの修理に従事したことが知られる。生没年未詳。

じょう‐けい〔ジヤウ‐〕【常経】

読み方：じょうけい

常に変わらない道。常に守るべきおきて。

じょう‐けい〔ジヤウ‐〕【情景／状景】

読み方：じょうけい

心にある感じを起こさせる光景や場面。「幼いころの—を思い浮かべる」

じょう‐けい〔ヂヤウ‐〕【^×杖刑】

読み方：じょうけい

⇒杖(じょう)1

じょうけい〔ヂヤウケイ〕【貞慶】

読み方：じょうけい

［1155〜1213］平安末期から鎌倉初期の法相(ほっそう)宗の僧。初め興福寺に入り、のち、海住山寺に住持した。戒律を厳守し、旧仏教の改革を提唱。法相宗の中興と称された。著「愚迷発心集」など。笠置上人。解脱上人。

世界宗教用語大事典

じょうけい 【貞慶】

鎌倉初期の法相宗僧。藤原貞憲の子。興福寺に出家、三二歳で維摩会の講師。後年、笠置寺へ隠遁し、明恵と共に浄土宗を非難した。大和海住山寺で没。解脱上人。著『唯識同学鈔』他。（一一五五～一二一三）→ 笠置寺

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浄慶

姓	読み方
浄慶	じょうけい

常慶

姓	読み方
常慶	じょうけい

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じょうけい

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「上京」の記事における「じょうけい」の解説

東アジアの王朝の都。上京臨潢府 - 遼の都。現在の内蒙古自治区巴林左旗南波羅城。 上京龍泉府 - 渤海国の都。現在の黒竜江省牡丹江市寧安市渤海鎮。 上京会寧府 - 金の都。現在の黒龍江省ハルビン市阿城区。