さいたま市の区民音頭
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「埼玉県の市町村歌一覧」の記事における「さいたま市の区民音頭」の解説
さいたま市の各区に存在する区民音頭は大半が合併前の旧市時代に市民音頭として作成されたものを継承している。浦和区や岩槻区では新規の区歌制定も提案されているが、行政の側でこれらの提案を具体化する動きは見られない。 さいたま市10区音頭 - 2013年(平成25年)発表 作詞・作曲:木村孤童 政令指定都市移行10周年を記念して作成された市民音頭。ただし、公式な市民音頭ではない。 大宮区 大宮をどり - 1934年(昭和9年)制定 作詞:北澤怡佐雄 作曲:中山晋平 歌唱:市丸・三島一聲 現在も旧大宮市域に属する大宮区・西区・北区・見沼区内の盆踊りで踊られるため、旧大宮市域内でポピュラーである。また、1982年から1991年まで東北・上越新幹線の車内放送での大宮駅のふるさとチャイムに採用されていた。なお、近年では小野田実が歌唱した音源で踊られる事が多い。 大宮音頭 - 1982年(昭和57年)制定 作詞:馬橋隆二、いではく 作曲:只野通泰 歌唱:原田直之 東北新幹線の開業を記念して制定。旧大宮市の市長が自ら作詞に参加した。 中央区 与野ふるさと音頭 - 1988年(昭和63年)制定。 作詞:今井たつお 作曲:市川昭介 編曲:池多孝春 歌唱:大月みやこ 旧与野市の市制30周年を記念して制定 桜区 さくら草音頭 - 1968年(昭和43年)制定 作詞:岸上のぶを、北村昇 作曲:則武昭彦 「埼玉県歌」と同じ作詞者が歌詞を書いている。元は旧浦和市の市民音頭であったが、前述の『浦和おどり』に取って代わられた。後に、桜区の区の花にサクラソウが選定された経緯から、桜区の設置後は毎年10月の桜区区民ふれあいまつりで演奏されるようになった。サクラソウは、さいたま市および旧浦和市の市の花、埼玉県の県の花でもある。 浦和区 浦和おどり - 1976年(昭和51年)制定 作詞:海老川充江 作曲:市川昭介 歌唱:都はるみ・大川栄策 浦和まつりの前身である「浦和ぼんぼり祭り」のために制定。浦和まつりにて踊られるほか、現在も旧浦和市域に属する浦和区・桜区・南区・緑区内の盆踊りや小学校の運動会の種目として取り入れられているため、旧浦和市域内でポピュラーである。2016年には吉武大地が歌唱している。 岩槻区 岩槻市民音頭 - 1978年(昭和53年)5月3日制定 作詞:木村妙子 補作:石本美由起 作曲:船村徹 歌唱:大川栄策・わかばちどり 旧岩槻市の市制25周年を記念して「岩槻市民の歌」と同時に制定された。さいたま市への編入後も「区民音頭」への改題は行われていない。 この他、見沼区東大宮を中心に「東大宮音頭」(作詞・作曲:茂木立志 編曲:高田弘 歌唱:春日八郎)、市内の広い範囲で「見沼音頭」(作詞:中山邦雄 作曲:北岡宏一)が踊られる。
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