ふるさとチャイム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:03 UTC 版)
ふるさとチャイムとは、かつて日本国有鉄道(国鉄)・東日本旅客鉄道(JR東日本)の東北・上越新幹線の車内で放送されていた案内放送チャイムの名称である。 東北新幹線は1982年(昭和57年)6月23日から上野駅 - 東京駅間開業前日の1991年(平成3年)6月19日まで、上越新幹線は1982年11月15日から1991年6月19日までこのチャイムを使用した。 チャイムは各停車駅にちなんだ地元の民謡など をアレンジしていた。1990年3月にくりこま高原駅が開業するのに際して、同駅で使われるチャイムが検討されたが、「イメージに合致する地元の曲がない」として、盛岡始発・終着の「やまびこ」など同駅に停車する列車については現行のバロック調のチャイム(北千住駅1番線で使用されていた発車メロディに類似)に変更した。その他の列車(上野駅 - 仙台駅間の「あおば」など)ではふるさとチャイムが存置されたが、1991年6月19日の運行をもって全廃された。なお、2012年6月23日のやまびこ235号(東北新幹線大宮開業30周年記念号、200系K47編成)では一列車限りの復活が行われ、通常のチャイムと自動放送の後、車掌の手動操作により21年ぶりに車内へ放送された。 2022年6月より、200系塗装に変更されたE2系J66編成でふるさとチャイムが復活した。
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