さんさ時雨とは? わかりやすく解説

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さんさ‐しぐれ【さんさ時雨】

読み方:さんさしぐれ

宮城県仙台地方民謡江戸中期から祝儀歌として流行。本来は手拍子だけの歌で、三味線伴奏がつくのは明治以降


さんさ時雨

作者平岩弓枝

収載図書浮かれ黄蝶御宿かわせみ
出版社文藝春秋
刊行年月2006.4


さんさ時雨

読み方:サンサシグレ(sansashigure)

仙台地方民謡端唄

季節

分類 天文


さんさ時雨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/18 06:36 UTC 版)

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さんさ時雨(さんさしぐれ)とは、日本の宮城県に伝わる民謡のひとつ。

概要

1589年、伊達政宗会津地方の戦国大名、蘆名氏を、「摺上原の戦い」で撃破した。この戦いにより、蘆名氏は滅亡した。『さんさ時雨』は、伊達軍による勝ち戦の直後、伊達軍の将兵によって作られ、歌われたとされる民謡のこと。

また、一方で以下の記録も残されている。 1930年(昭和5年)3月20日、仙台協賛会発行「わしが国さ」第20号には、藤原非想庵(藤原相之助)が非想生という著名で「さんさしぐれの研究(1)」を投稿している。この研究では、この民謡は「地方の民謡」ではなく、中央から全国的に唄われていた小曲で、それが奥州で残っていた、というのである。発生時代は室町の頃であり、東北に伝達されたのも室町時代の末を下らない、と断言している。蘆名氏時代の会津若松でも唄われた形跡があり、伊達軍の将兵が作ったことを否定している。当時と現在(昭和5年を指す)では唄い方も曲風も大きく変わり、原形を留めていないのを嘆いている。 また、一番の歌詞の説明もこれに続く号に載せており、「時雨」と「濡れかかる」は一体的なもので、男女の濡れ場を表したものであるという。それ故、ご祝儀での祝い唄ということになったとも言っている。

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