稲荷川第二砂防堰堤
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文化財としての特徴 | 世界遺産である二社一寺の北を流れる稲荷川に築かれた砂防堰堤である。大谷川合流点より約3.2km上流に位置し、堤高7m、堤長40mの重力式練積堰堤で、堤体に8箇所の矩形水抜を設け、右岸側に延長約40mの練積護岸を残す。丸み付き台形水通部を有する当時の特徴を示す最古の砂防堰堤である。 |
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稲荷川第二砂防堰堤
名称: | 稲荷川第二砂防堰堤 |
ふりがな: | いなりがわだいにさぼうえんてい |
登録番号: | 09 - 0056 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 重力式コンクリート造堰堤、堤長40m、堤高7.0m、右岸護岸付 |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正9 |
代表都道府県: | 栃木県 |
所在地: | 栃木県日光市大字日光字帰ル沢・中鈴地先 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 第四堰堤の上流側110m地点にあり,堤体に8箇所の矩形水抜を設け右岸側に延長40mの練積護岸を残す。空積の第一堰堤が竣工直後流失した反省を踏まえ練積とし,幅長の丸み付台形水通部を有すという当事業建設堰堤群の特徴を示す最古のもの。設計は蒲孚。 |
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