うすくち龍野醤油資料館
名称: | うすくち龍野醤油資料館 |
ふりがな: | |
登録番号: | 28 - 0356 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造2階建、瓦葺、建築面積687㎡ |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和7年/昭和54年改修 |
代表都道府県: | 兵庫県 |
所在地: | 兵庫県たつの市龍野町大手54-2他 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 菊一醤油の本社事務所として建てられ、醤油資料館として活用されている。 |
施工者: | |
解説文: | 通りに北面する木造2階建。2階建の主体部と、両脇の平屋からなる。主体部は柱型で大きく2分し、1階にアーチを架け、2階は小柱により3分する。柱型をタイル貼とし、腰や頂部などを石貼とする。醸造蔵や町家が並ぶ城下町の景観を彩る遺構である。 |
土木構造物: | 旧東洋製糖燐鉱石積荷桟橋 遠登志橋 |
建築物: | MAEHARA 20th うすくち龍野醤油資料館 かめびし一号蔵 かめびし七号蔵 かめびし三号蔵 |
うすくち龍野醤油資料館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/11 02:35 UTC 版)




うすくち龍野醤油資料館(うすくちたつのしょうゆしりょうかん)は、兵庫県たつの市にある博物館。世界初の醤油の博物館として1979年11月に開館した[1]。
概要
本館は江戸時代から戦前までの、醤油作りに使われた道具類を展示して、当時の醤油造りの作業工程を紹介する。別館は、安土桃山時代に醤油造りが始まり、江戸時代初期に創案されたうすくち醤油によって栄えた龍野醤油の歴史を紹介する。別館の2階はギャラリーになっており、日本画家・山下摩起の作品を常設展示している。
博物館の建物は、本館が菊一醤油本社社屋として建てられた後ヒガシマル醤油の先代本社として使用され、徒歩2分の場所にある別館は先々代ヒガシマル醤油本社として使用された後に龍野醤油協同組合本館として使用されていたという歴史を持つ近代建築である。
本館と別館は共に平成19年度の県の景観形成重要建造物に指定され、2008年(平成20年)には国登録有形文化財(建造物)に登録された[2]。
利用情報
- 開館時間 - 9時~17時(入館は16時30分まで)
- 休館日 - 月曜日(月曜が祝日の時は開館)
- 入場料 - おとな 10円 こども10円(別館と共通)
- ひょうごっ子ココロンカードの利用対象施設になっている。
施設概要
- 竣工 - 本館:昭和初期、別館:1932年
- 所在地
- 本館 - 〒679-4178 たつの市龍野町大手54-1(うすくち龍野醤油資料館)
- 別館 - 〒679-4179 たつの市龍野町上霞城126(醤油の郷 大正ロマン館)
- 備考 - 兵庫県指定有形民俗文化財、国登録有形文化財(建造物)(本館)、兵庫県指定景観形成重要建造物(本館と別館)
交通アクセス
周辺情報
脚注
- ^ “うすくち龍野醤油資料館”. たつの市観光協会. 2025年5月11日閲覧。
- ^ “うすくち龍野醤油資料館”. 文化庁. 2025年5月11日閲覧。
関連文献
- 前田俊幸「龍野醤油資料館 淡口醤油の町-龍野の周辺」『日本釀造協會雜誌』第77巻第7号、日本釀造協会、1982年、459-460頁、doi:10.6013/jbrewsocjapan1915.77.459。
関連項目
座標: 北緯34度51分59.3秒 東経134度32分44.8秒 / 北緯34.866472度 東経134.545778度
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