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いけだピアまるセンター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 03:32 UTC 版)

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いけだピアまるセンター
情報
旧名称 旧池田実業銀行本店
設計者 小笠原鈅
構造形式 鉄筋コンクリート造
建築面積 303 m²
階数 2階
竣工 1925年(大正14年)11月
所在地 大阪府池田市新町2-14
座標 北緯34度49分37.8秒 東経135度25分26.4秒 / 北緯34.827167度 東経135.424000度 / 34.827167; 135.424000座標: 北緯34度49分37.8秒 東経135度25分26.4秒 / 北緯34.827167度 東経135.424000度 / 34.827167; 135.424000
文化財 国の登録有形文化財に登録
指定・登録等日 2004年(平成16年)6月9日登録
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いけだピアまるセンター大阪府池田市にある歴史的建造物。池田実業銀行本店として建設されたが、現在は大阪府池田市インキュベーションオフィスとして使われている[1]

概要

平成12年(2000年)に、池田市のインキュベーションオフィス(企業育成室)として開設。池田市は阪急電鉄日清食品池田銀行等企業の発祥地として知られ、中小企業や起業家を目指す人を支援する目的で設立された。名前の由来は、英語で桟橋船着場を意味する「ピア(pier)」(施設の近くに、池田の伝承である唐船ヶ淵という船着場があることから)と、2000年に開設しゼロからの出発やネットワークを意味する物して「まる」から成っている[2]能勢街道に面して建っている。

入居対象は新たに創業または創業5年以内の中小企業または企業家を目指す学生を含めた個人で、育成室の貸し出しは3年が期限[2]。当初は空き室5室の貸し出しを予定していたが、予想を上回る応募があった事から、多目的ルームを間仕切りするなどして3室増やし、2000年9月から8者の入居が始まった[3]。分野はIT関連から環境関連まで多岐にわたる[4]

1925年(大正14年)11月に建築された、池田市最古の鉄筋コンクリート建築[5]。2階建てで、外部は基底部を石張風に仕上げ、隅部及び1,2階縦長上げ下げ窓間の狭い壁面を褐色タイル張として、頂部をアーキトレイブ風に作られている[6]

鉄道院出身の小笠原鈅が設計した。

交通アクセス

出典

  1. ^ 近畿管内インキュベーション施設一覧 近畿経済産業局ホームページ 2015年9月3日閲覧
  2. ^ a b 自治大阪 & 2001-03, p. 13.
  3. ^ 自治大阪 & 2001-03, p. 13-14.
  4. ^ 自治大阪 & 2001-03, p. 14.
  5. ^ 国の重文に「歌合」 大阪青山学園所有の鎌倉期の2点--文化審議会答申 /大阪.『毎日新聞』.2004年03月20日付朝刊、27面
  6. ^ 文化遺産オンライン

参考文献

  • 池田市政策推進部企画調整課「地域づくりへの挑戦(125) 新たなまちづくりの拠点を目指して -いけだピアまるセンターでのベンチャー支援-」『自治大阪』、大阪府市町村振興協会、2001年3月、 12-14頁。

関連項目



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