あまちゃん
甘者
読み方:あまちゃん
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あまちゃん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/28 00:12 UTC 版)
『あまちゃん』は、2013年度(平成25年度)前期放送のNHK連続テレビ小説第88作目のテレビドラマである。
注釈
- ^ 春子を軸とした回想シーン(1984年以降のほか、幼少時、1981年など)、夏の回想シーン(1964年)もある。
- ^ 宮藤が題材として最初に想定していたのは長野県大鹿村の村歌舞伎(大鹿歌舞伎)だったという[10]。
- ^ その一方で、演出の井上剛は、宮藤に脚本のオファーを出すにあたって「朝ドラで東北の話をやりたかった」と最初から東北を舞台にすることを念頭に置いていたという[11]。
- ^ ドラマ全体の大まかな展開・主要登場人物のキャラクター・重要な伏線となるエピソードのほとんどは、久慈から東京に戻る際の新幹線の車内の時点で既に宮藤の頭の中に描かれていたという[13]。
- ^ 北三陸市のモデルとなっている岩手県久慈市の名物も琥珀である。[19]
- ^ 1898年の種市町(現・洋野町)沖での貨客船座礁事故を機に同地に伝わったヘルメット潜水のこと[26]。
- ^ 東京編では北三陸の登場人物に加えてGMTのメンバーたちも使用することがある。
- ^ 北三陸市観光協会HP内の動画(第149話)・お座敷列車初回公演(最終話)。
- ^ 薫子は中学校に通っていたが、ドラマ中では特に学校名などは明らかにされていなかった。
- ^ 大野(遠藤)=福岡県(のちに遠藤の出身地が隣接県の佐賀県に訂正される)、山下(宮下)=徳島県、蔵下(喜屋武)=沖縄県。小野寺は設定上は宮城県出身だが、これを演じる優希は隣県の福島県出身である。山下は徳島県が舞台となった『ウェルかめ』(2009年下半期放送)に出演している。
- ^ 宮藤は荒巻について、「俺台本には、そう書いてないんですよ、全然。だって振付師ですからね、役も。秋葉原じゃなくて、アメ横だし」「(意識は)してない、してない。だけど、できるだけかぶらないように、かぶらないようにしたんですよ、台本上」と、あくまでも別物のつもりで脚本を書いていたと説明。しかし、制作サイドから、衣装を着て撮った古田の写真を見せられたとき、すでにそこにはメガネをかけてポーズを取る“秋元似”の姿があり、「大丈夫ですかこれ」という話にはなったという。宮藤はこの時のことを「皆が近づけないように、近づけないようにっていう思いが、どこかでたがが外れたんでしょうね」と振り返る。また、「(AKB48と)かぶらないように」との思いから、「勉強しましたよいろいろ。アンダーっていう言葉がある。アンダーは使っちゃいけないからシャドウにした。やってらっしゃることと無意識にかぶっちゃったらまずいなと思って」とAKB48のことを勉強したことも明かしている(クドカンが秋元康似キャラ語る、あまちゃん台本には「書いてない」。,ナリナリドットコム,2015年2月16日、2016年11月5日閲覧)。
- ^ 次作『ごちそうさん 』最終回前日だった2014年3月28日放送の『あさイチ』内「プレミアムトーク」に秋元が出演した際、「朝ドラ受け」(「ごち受け」)の中で秋元が、本作開始前にNHKのスタッフからドラマの概要の説明を受けたものの荒巻の存在は伝えられなかったことおよび本作を好んで視聴していたことや荒巻が自身の特徴を捉えていたと感じたことを明かしている(秋元康氏「あまちゃん」見ていたと明かす,日刊スポーツ,2014年3月28日)。
- ^ 当時建設中の新タワー誕生によって上野が渋谷・秋葉原などを超える東京の中心になり、そのお膝元でアイドルを育てるという考えによるものだが、タワーの名称は結局「スカイツリー」に決まり、狙いは一部外れてしまっている。
- ^ じぇじぇじぇはアキの、ギョギョギョはさかなクンの驚きの表現である。
- ^ 実際にこの曲を歌ったベイビーレイズは出演していない。
- ^ タイトルの元ネタはかつてフジテレビ系列で放送されていたオーディション番組『君こそスターだ!』と思われる。
- ^ このセリフを用いることについては、放送前にNHKのラジオ番組『午後のまりやーじゅ』にて松村邦洋が言及している[55]。
- ^ タイトルの元ネタは同局でかつて放送されていた『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』と思われ、ナレーションは本家同様田口トモロヲが担当し、内容も本家をほうふつとさせるものであった。
- ^ 相づちが『スーパーマリオブラザーズ』地下ステージ(1-2など)のBGMに似ていることから。なお、このシーンについては当初「スーパーマリオか!」の台詞としていたが、NHK側から実在の商品名を盛り込むことにNGが入ったため修正されている。139話でも「もっとコイン取れ!」と表現されていた[58]。
- ^ 宮藤は自身の日記で当初叙々苑を引用しようとした結果NGを受け、「奇妙な冒険はいいですか」と打診するとOKが出たと明かしている。なお、『岸辺露伴は動かない 〜エピソード6:密漁海岸〜』の予告で「“じぇじぇ”はあまちゃんよね〜」とパロディ返しをしている。
- ^ 『サラリーマンNEO』の出演者にいわゆる“お笑い芸人”はほとんどおらず、大半は舞台を中心に活躍する俳優である。
- ^ 助演女優賞では2位に宮本信子、同3位に薬師丸ひろ子が入賞してTOP3を占めたほか、助演男優賞では3位に松田龍平が入賞している。
- ^ 第68話(6月18日放送)にはユイが「『じぇじぇ』で流行語大賞を取る」と言うシーンが登場することから、劇中の台詞がまさに現実世界で実現する形となった。
- ^ これは、岩手県が2013年9月に地域振興に貢献した人物や団体に表彰する制度として創設したもので、本ドラマが同表彰第1号となる。
- ^ ペットロス症候群に由来する呼称。
- ^ 放送当時は井ノ原快彦(20th Century)・有働由美子(当時NHKアナウンサー)が担当。
- ^ 『あさイチ』の冒頭で出演者が朝ドラの感想を述べる演出自体は『あさイチ』開始当時から行われていたが、本作以降注目され始め「朝ドラ受け」「○○(題名の略称)受け」と俗称が付くようにもなった。
- ^ 放送当時は平日を高瀬耕造、土曜を井上二郎が担当。
- ^ 本作品には阿部や宮藤が所属する劇団「大人計画」の劇団員が多く出演している(松尾スズキ、荒川良々、皆川猿時など)。
- ^ 第115話(8月12日放送)では1964年の橋幸夫リサイタルにおけるバックバンドの一員として、第153話(9月25日放送)と第154話(9月26日放送)では鈴鹿のチャリティーリサイタルにおけるバックバンドの一員として出演している。
- ^ サブチャンネルでは、MLBのブルージェイズ対ヤンキースの試合を放送した。
- ^ 2019年3月23日の三陸鉄道リアス線の開通に関連して放送された。後編は当初2019年3月24日放送の予定であったが、後編出演のピエール瀧が2019年3月12日に逮捕されたため放送されなかった。
- ^ 第20週は高校野球中継のため、通常の『NHKとっておきサンデー』の放送がなく、これが本放送。
- ^ 吉田はドラマでは第2ディレクターだったが、紅白での演出は吉田が自ら志願してメイン演出を担当したという[174]。
- ^ a b 実際には北三陸駅前のシーンはVTRで、「スナック梨明日」のセットを紅白の会場であるNHKホールに隣接したみんなの広場ふれあいホールに組んでいたという[176]。
- ^ 出演メンバーは、アキ(能年玲奈)のほか、GMTの入間しおり(松岡茉優)・遠藤真奈(大野いと)・宮下アユミ(山下リオ)・喜屋武エレン(蔵下穂波)の4名、「アメ女」の有馬めぐ(足立梨花)と成田りな(水瀬いのり)、実際の歌唱を担当していたベイビーレイズの4名[177][179]。ベイビーレイズのメンバーは「アメ女」の衣装でパフォーマンスを披露した。なお、GMTの小野寺薫子(優希美青)とベロニカ(斎藤アリーナ)、ベイビーレイズの渡邊璃生はいずれも15歳未満で、労働基準法の規定で20時以降の生放送に出演できないため不参加となった[180]。
- ^ なお、審査員席の宮本は劇中では「夏ばっぱに似ている別人」ということにされていた。
- ^ 吉田によれば、この15分という時間構成は意図したものでは全くなかったという[174]。
- ^ 能年は紅白PR大使を務めていたが、番組内では全編を通して「天野アキ」として番組に参加した。
- ^ ただし、土日と祝日は除く。
出典
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