『ROENTGEN』とは? わかりやすく解説

『ROENTGEN』 (2001 - 2002)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 13:37 UTC 版)

hyde」の記事における「『ROENTGEN』 (2001 - 2002)」の解説

2001年に<静>をテーマソロ活動スタートさせ、同年10月17日自身出演している「ユニクロ」のCMソング起用され「evergreen」1stシングルとして発売したHYDEソロ活動始めた経緯について「子どもが大きくなって自分の部屋欲しくなったような感じで、自分ひとりで音楽作ってみたいってい欲求出てきたから」「バンド4人でやるのはそれはそれで凄い想像もしなかった結果になったりして良い方向転んだりするんですけど自分予想したところに向かう創作っていうのを一度やってみたいなと思いました」と述べている。 さらに、同年及び翌2002年シングル2枚リリース前述「evergreen」2ndシングルAngel's tale」、3rdシングルSHALLOW SLEEP」のシングル3部作初回生産限定盤CDは「CDケースジャケットから何から、本当に自分好みのものを作りたい」というHYDE本人の強い希望により、型のCDケース使用されている。 2002年には1stアルバム『ROENTGEN』をリリースアルバム収録曲全てロンドンにあるエアー・スタジオレコーディングされており、イギリスの音楽プロデューサーチーム、ストック・エイトキン&ウォーターマンのイアン・カーノウとデイヴ・フォードが共同編曲として参加している。アルバム全編弦楽器や生楽器効果的にフィーチャーし、アンビエント色の強いムーディ世界繰り広げられている。バンドの頃から通して自身初となるコンセプト・アルバムとなっており、HYDEは「色んなものが入った音楽にしたくなかった。ソロならではというか最初から最後まで曲順そうだし歌詞そうだし、このアルバムに入るべき曲しか入れたくないっていうのがあった」「バンドの方は例えば"夏に出すシングルからこういう曲がいい"って作ったりするんですけど今回アルバムっていう目標持って作って時点で僕からすると明らかに違う作り方だった」と述べている。また、「この時期出せないとこの先自分感性がどうなっているかっていう自信がないし、今のうちにこのアルバム作れて凄いラッキーだった」「これまでの鬱憤あったか出来たけど、精神的に肉体的に消耗凄かった。もう一枚同じようアルバム作るにはパワーいるから、また何年かかかるなぁと思った」とも述べている。また、2002年2004年本作収録され楽曲全英語詞バージョン収録したアルバムアジア各国ならびに日本発売されている。 2002年4月4日にはグローリアチャペル品川教会礼拝堂において「HYDE ACOUSTIC LIVE」と題し富樫春生ピアノ)と徳澤青弦チェロ)との3人編成でのアコースティックコンサートを開催した。この公演ラジオ番組連動したプロモーション企画的なものであり、HYDEは「(『ROENTGEN』を)もともと僕は家で聴くためのCDとして作りたかったので、ライブのことは全く想定していなかった」といい、当時楽曲中心に組み込んだ公演はこのライブ含め3公演のみであったこのようにアルバム発売から長らくアルバムタイトルを冠したライブ開催されていなかったが、ソロ活動10周年となった2011年に「10TH ANNIVERSARY PREMIUM LIVE -ROENTGEN NIGHT-」、ソロ活動20周年となった2021年に「20th Orchestra Tour HYDE ROENTGEN 2021」と題し定期的にライブ開催されている。

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