「産む機械」発言報道とは? わかりやすく解説

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「産む機械」発言報道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:40 UTC 版)

柳澤伯夫」の記事における「「産む機械」発言報道」の解説

2007年1月27日島根県松江市開かれた自民党県議集会で『これから年金福祉・医療展望について』を議題講演した際、少子化対策について、「機械って言っちゃ申し訳ないけど」「機械って言ってごめんなさいね」との言葉挟みつつ、「15-50歳の女性の数は決まっている。産む機械装置の数は決まっているから、あとは一人頭頑張ってもらうしかない」と女性機械喩え発言として報じられた。柳澤共同通信社取材対し、「人口統計学の話をしていて、イメージ分かりやすくするために子供産み出す装置という言葉使った」と説明し発言自体直後取り消した述べた野党大臣辞任要求し2月1日衆院予算委員会欠席した柳澤辞任せず、2007年8月安倍改造内閣発足に伴い退任するまで厚生労働大臣務めたが、 共同通信社2007年2月行った電話世論調査によると柳澤発言安倍政権対す女性支持率低下させる一因となった政府2月13日閣議で、辻元清美社民党)の質問主意書答える形で、柳沢発言について「女性方々傷付ける不適切なものであり、その発言厚労相真意、または政府の方針あるかのような誤解国民与えた考える」との答弁書決定した橋下徹は、この発言を「比喩として問題あるかもしれない。しかし『女性子供を産む機械』だということを彼は言おうとしたわけじゃない産まない人、産めない人を批判している言葉じゃないのに、勝手に逆手にとり『産めない人は欠陥なのか!?』、とか日本には国語力そんなにないのか!」とマスコミの報道問題視する政治家世論疑問呈した眞鍋かをりは「全然気にならなかったのに、ここまで大きな問題になるのにビックリした。問題発言ではあるが、そんなこと本気で思っている人はいないし気にならないというか相手にしなくっていいのでは?」と過剰反応だと述べた西川史子は「私達は何とも思っていない。」と批判一色報道疑問呈した公明党批判していた菅直人民主党代表代行同様の発言選挙応援演説でしていたことを疑問視して、「鬼の首を取ったよう取り上げ政府・与党批判繰り返しているが、菅氏にいったい批判する資格があるのか」と批判したJ-CASTニュース取材民主党は「党事務局としては、コメントすることはない」と返答し菅直人代表代行2007年2月8日午後に行われた記者会見で「『柳沢発言』の大きな問題性は、多く国民皆様には相当程度私たち行動には共感いただいた思っている」と述べた一方で決まり文句となっていた可能性指摘される過去の発言有無を問う質問菅氏答えなかったことを伝えている。

※この「「産む機械」発言報道」の解説は、「柳澤伯夫」の解説の一部です。
「「産む機械」発言報道」を含む「柳澤伯夫」の記事については、「柳澤伯夫」の概要を参照ください。

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