「戦後の戦争」の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:28 UTC 版)
「機動戦士ガンダムUC」の記事における「「戦後の戦争」の登場人物」の解説
ロッシオ・メッチ 齢50歳を過ぎた情報士官。中央情報局のカルロス・クレイグの上司。 劇中ではくたびれた印象の強い人物ではあるが、機密情報を持ち出したまま音信不通となったカルロスを追って、直接彼の元へ向かうなど、部下思いの人物であり、その性格が「シナンジュ強奪事件」の独自の捜査を行う原動力となる。 一連の事件後は、事務方としてロンデニオンの修復事業のために宇宙へと上がる。 カルロス・クレイグ 地球連邦軍中央情報局のベテラン士官。階級は大尉。 ロッシオ共々いわゆる“戦後の戦争”を作る側に居るが、ジオン残党軍によるウィルミントの海軍基地襲撃の折、自身の妻と息子を失ってしまう。これを契機に世界の均衡を維持する“歯車”としての自分に疑問を抱き、自身の権限で知りえたとあるシナンジュ強奪を阻止せんと行動を開始する。 事件当日は、後述するクラップ級巡洋艦「ウンカイ」所属のMS部隊の隊長機であるプロト・スタークジェガンのガンナーシートに座り、同乗していたダコタ・ウィンストンと共に、友軍に呼びかけを行うも、乱戦のさなか奪われたシナンジュ・スタインによって「与えられた役割を拒んだ対価」をその命で支払わされることになる。 事件後、連邦上層部に「袖付き」の内通者であったことにされ、輸送艦隊を沈めた責まで問われようとされるが、ロッシオの捜査の甲斐もあり、ダコダと共に「袖付き」の強奪を命懸けで阻止しようとした英雄扱いとなり、少なくとも死人に鞭打つような結果は避けられている。 ダコタ・ウィンストン 地球連邦軍クラップ級巡洋艦「ウンカイ」所属で、一年戦争からパイロットを続けているベテランでありMS部隊の隊長。搭乗機はプロト・スタークジェガン。 軍内では信頼を置かれているが、実生活では、本人曰く結婚生活を破綻させ、非番中は酒に溺れるなど酷いものとのこと。自身の境遇に似たものを感じるカルロスの話を聞き、その計画に協力する。 マッチオ・フルチ 地球連邦軍伍長。ウンカイ撃沈直前の離艦命令により、脱出ポッドに移ったことで難を逃れる。その後、情報局に丸めこまれ、事件に関する質問には殆ど応じようとはしていない。 彼は事件当時にシナンジュ・スタインを目撃した際「ネオ・ジオンの新型」と驚いており、自身の艦隊が何を運んでいたのかまでは知らなかった。 キム・ゴヨ 地球連邦軍の女性中尉。サイド2所属コロニー「バーデン」の現地駐留軍の調査隊所属。ブライト・ノアに憧れる弟を持つ。
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