「戦海の剣」
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2009年7月25日、「腐敗しきった日本に猛省を促す」という目的で、織田志郎3等海佐を艦長とする、海上自衛隊第7潜水隊(架空の部隊)所属の最新鋭潜水艦『くろしお』(現行の潜水艦SS-596 くろしおとは別型)がクーデターを起こす。『くろしお』は中東に向かう日本船籍のタンカーを攻撃し、日本の生命線であるシーレーン(海上交通路)を制圧、日本国民全員を人質にした。 米内正光海上幕僚長と本山忠一海将は、この事態を収束させられる唯一の人物として伝説の自衛官、南郷海人元2等海尉を復帰させる。 南郷は『くろしお』の同型艦『しろしお』に乗り込むが、クーデターという事態を信じようとしない『しろしお』艦長白井2等海佐と、指揮をめぐって対立。リーダーを失った『しろしお』は海底に追いやられ、撃沈されかかるが、南郷の指揮により辛くも浮上する。 しかし再び指揮権を奪回した白井2等海佐の操艦ミスで座礁し、スクリューを破損。航行不能となる。『くろしお』もまた、南郷の機転と、副長である崎守1等海尉のミスにより艦体に深手を負う。その後、『くろしお』は行方知れずとなる。
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