《骨粗鬆症》の正しい読み方とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > 《骨粗鬆症》の正しい読み方の意味・解説 

《骨粗鬆症》の正しい読み方

「骨粗鬆症」の正しい読み方

骨粗鬆症」は「こつそしょうしょう」が正し読み方である。「骨」は「コツ」という音読みと「ほね」という訓読みがあり、この言葉では音読み使われている。「粗」は「ソ」という音読みと「あらい」という訓読みがあり、音読みである「ソ」が適用される。「鬆」は「ショウ」の他に「ソウ」や訓読みの「あらい」「ゆるい」「す」といった読み方があるが、音読みの「ソウ」が使われている。この「鬆」という漢字は書くのも読むのも難しいため、「骨粗しょう症」と表記しているケース見られる

「症」は音読みの「ショウ」が基本的な読み方で、訓読みでは「しるし」というものがある。「しるし」に関して常用外であるため、あまり知られていない読み方だ。「骨粗鬆症」は難読漢字であると同時に発音しにくい言葉でもある。

「骨粗鬆症」の意味解説

骨粗鬆症」とは骨の構造海綿になってしまい、もろく折れやすくなっている状態を指す言葉である。一般的には老化現象1つとして紹介されることが多い。「骨粗鬆症」は骨密度低くなってしまうことで発症してしまう症状だ。骨に含まれているカルシウム若年期ピーク迎えて以降年齢とともに減少していくと考えられている。徐々にカルシウム減っていくことによって骨密度低くなり、骨はもろい状態へと変化していく。「骨粗鬆症」になると、骨折腰痛になってしまうリスクが高まる。

なぜ「骨粗鬆症」と読むのか・理由

骨粗鬆症」は医療業界で扱われる用語であり、その病気様子表現するために「骨粗鬆症」という漢字用いている。骨に関する病気であるため、「骨」という漢字使っているのは分かりやすいポイントだ。この漢字読み方や、その理由考えるときに注目すべきポイントとなるのが「鬆」という漢字である。この漢字には「す」という読み方もあり、この「す」という読み方には「大根ゴボウといった食べ物中心にできる細かい隙間」という意味が含まれている。この「す」に含まれている意味と「骨粗鬆症」の骨がスカスカになる状態が似ているそのことから「鬆」という漢字が「骨粗鬆症」に適用されたと考えられる

「骨粗鬆症」の類語・用例・例文

骨粗鬆症」には類義語はない。これに関連する言葉としては「生活習慣病」や「骨密度」といったものが挙げられるが、同じ意味を持っているものではないと言える。「病院行ったら、骨粗鬆症だと診断された」といったものが例文としては分かりやすいだろう。他にも「骨粗鬆症発症しているので、骨折腰痛ならない心配だ」といった使い方も適切である。「私は骨粗鬆症になるのが怖いため、若い頃から積極的にカルシウム摂取している」といった文章も、この言葉の使い方としては正しいだろう。「骨粗鬆症」という言葉病気を指すものであるため、基本的に病気発症予防治療といったものに用いられるケースが多い。病気予防促すために「骨粗鬆症ならないために予防をしよう」といった内容文章でポスター作成されることもある。
また会話中でも使用することが可能だ。「数日前病院行ったら、骨粗鬆症診断されちゃったんだ」「骨粗鬆症老いる発症しやすいらしいから、あなたも気を付けてね」このように病気に関する内容を話すときに用いる。

「骨粗鬆症」の英語用例・例文

骨粗鬆症」は英語で表記すると、「osteoporosis」となる。日本語骨粗鬆症と英語の骨粗鬆症では意味に違いがある。日本語骨粗鬆症は「骨の中身が粗い状態」を指すことが多い。「osteoporosis」の「osteo」の部分が「骨の」という意味になるため、英語の骨粗鬆症は「骨が穴だらけになった状態」を指すことが多いと言える。「私は骨粗鬆症治療行っている」と言いたい場合は、「I am treating osteoporosis.」といった英文になる。「抗骨粗鬆症剤」といったものを指し示した場合は、「ANTIOSTEOPOROTIC AGENT」と表記される場合が多い。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

《骨粗鬆症》の正しい読み方のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



《骨粗鬆症》の正しい読み方のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS