きゅう‐じ〔キフ‐〕【給餌】
給餌(きゅうじ)
乳牛は1日に何度食事をするかご存じでしたか。実は朝夕の搾乳時にエサも与える、 つまり1日2食と言うのが一般的です。しかし、最近ではこの回数を増やそうという傾向があります。 一度に大量の食事をするよりも少しづつ多くに分けて食べる方が食欲が出るからです。 考えてみれば私たち人間も同じですね。乳牛の生産量は、食事の量に大きく左右されます。多くの乳を出してもらうためには、当然、できるだけ多量の食事を与えたいわけです。 通常、乳牛は1日当たり、乾いた草で約12〜15kg、生えているままの草では約70〜100kgもの草を摂取しています。 驚くほどの食欲です。ちなみに、給餌の際の注意点として、まず食事の時間を十分に与えること。 餌槽を常に清潔に保つこと。新鮮な水がいつでも飲めることなどがあげられます。 こうして見ると、私たち人間にも思い当たるフシがありませんか。 さて、最近では給餌にもコンピュータ制御の自動装置が採用されるなど、最新の機器による省力化が図られています。 従来、酪農家の経験やカンに頼っていた分野にもコンピュータは着実に浸透しているようです。 |
<ミルククラブ情報誌'95 SUMMER vol.16より> |
給餌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 07:42 UTC 版)
餌となるのはブラインシュリンプ(ホウネンエビの一種)である。冷凍のものも市販されているが、卵から孵化させた生餌(ノープリウス幼生)の方が脂肪酸が多く栄養価が高い。卵はやや薄めの海水を入れた孵化容器に入れ、エアポンプで酸素を供給しながら水温を27℃前後に保つと18 - 24時間で孵化する。浮遊している茶色い卵の殻はスポイトなどで除去し、生体のみを与える。余ったブラインシュリンプは冷凍保存してもよいが、家庭用冷凍庫での保存期間は5日程度と短いため、常に新しいノープリウスを孵し続けるのが最善である。 生餌は死亡すると急速に水質を悪化させるので、食べ残しを出さずに給餌するためピペットに吸い込んだブラインシュリンプをクラゲの口の辺りに直接吹きかけてやるとよい。ブラインシュリンプには走光性があり、ペンライトなどで一方から光を当てるとそこに集まってくるので、これを吸引すると効率良くピペット内に取り込める。
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