給餌にまつわる問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:30 UTC 版)
野良猫を愛玩する人の中には、自己の私有地ではない公園や集合住宅の敷地内、路上、公共の場所などで給餌を行う人も存在する。 しかし給餌は繁殖の手助けする恐れがあり、そのため個体密度の増加を懸念し、みだりに給餌を行わないように地方自治体が呼びかけるケースがある。例えば東京都の荒川区では、給餌を規制する条例が2008年12月に制定されており、自分が所有も占有もしない動物に給餌を行い、鳴き声や糞尿等で周辺住民に迷惑を掛けることを禁止している。区民等の申し立てを受け、条例違反の疑いがあると認められる場合は、区が立ち入り調査をする。区の立ち入り調査を拒否すれば10万円以下の罰金、給餌の中止命令に違反すれば5万円以下の罰金が科せられる。
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