車内・内装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 01:17 UTC 版)
内装の配色は重厚感を持たせるとともに狭い室内を広く見せるよう、天井と壁はクリーム色系統、座席モケットと床はワインレッドという配色を採用している。 座席はロングシートを採用しており、ドア間に9人掛け座席と3人掛け座席が点対称に配置される。うち9人掛け座席は中央ドア正面の部分で握り棒を境に6人掛けと3人掛け(優先席)に分割されている。この座席に加えて中央ドアの両脇に折りたたみ式の1人掛け座席があり(計4席)、ラッシュ時の収容力増と昼間の着席サービス向上の両立を図っている。従って座席定員は計28人で、立席定員を含めた全体の定員は64人になっている。座席上には荷棚を配置。窓のカーテンは横引き式。 客室内には軌道線区間における急停車時を考慮してつり革や握り手を多数配置する。 3人掛け座席 9人掛け座席
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車内内装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:11 UTC 版)
「JR東日本E233系電車」の記事における「車内内装」の解説
客室内装はユニバーサルデザインの採用やバリアフリーの向上、快適性の向上を目指したものとした。車内はモダンで暖かみのあるカラーデザインとした。 内装の艤装工法はE231系やE531系までの艤装方法とは異なり、車輌製造会社を問わずパネル式に統一された。ただし、川崎重工業製のE231系やE531系までの車両で見られたパネルをつなぎ止める天井部のねじは、本系列では外側からは見えない工法になっている。 内装のカラーリングは白色をベースカラーにし、床敷物は茶色系の砂目柄入りとした。座席モケットの色柄は路線によって異なるものである。座席構造は209系以来の片持ち式バケット構造であるが、1人あたりの座席幅がE531系と同一の 460 mm(201系は約 430 mm、209系は約 450 mm)に拡幅され、座席自体も座布団の厚みをアップさせたほか、クッション材にSバネの入った柔らかいものに改良された。 客用ドアの客室側は車両間の貫通扉を含めて、従来のJR東日本の通勤・近郊形電車の標準であったステンレス無地から、白色化粧板仕上げとされた。客用ドアの窓ガラスは結露対策として四隅が角ばった複層構造を採用した。このドアの戸先部と出入口部の床面には黄色の警戒色を配し、目立たせている。このほか、ドアの開閉に合わせてドアチャイムの鳴動とドア開閉表示灯の点滅機能を装備する。 ドアエンジン(戸閉装置)は2種類あり、0番台と1000番台と8000番台はスクリュー軸駆動式(ナブテスコ製)、2000番台から7000番台はリニアモーター駆動式である。各番台区分とも片側4扉のうち3扉を締め切ることができる「3/4閉機能」スイッチを設置しているほか、0番台と3000番台については車内外のドアスイッチを乗客が操作することで開閉を行う「半自動機能」を有する。 車両間の貫通扉はE231系では2両 - 3両に1か所程度の設置であった(一部車両を除く)が、本系列では各車両の両端部の設置に増設され、扉は傾斜式戸閉機構を採用した。 袖仕切り部や座席間の握り棒は使いやすさを向上させるため、通路側にせり出した緩やかな曲線状で装着されており、立っている乗客や座っていた乗客が立ちやすいように配慮した形状とした。座席上部にある荷棚はアルミ製の板状のものに、つり革は黒色の二等辺三角形状のもので、これらはE531系で初採用されていたものである。 側窓ガラスはいずれもUV・IRをカットする熱線吸収ガラスを使用し、カーテンの設置は省略している。窓ガラスは車端部は固定窓だが、各ドア間の大窓は非常時の換気を考慮して、下降窓と固定窓の組み合わせとなっている。 本系列の優先席部は一般席との区分を明確にするため、壁面をクリーム色に、床材を赤色格子模様とした。従来の車両と同じく座席表地を赤系の斜めストライプとし、つり革はオレンジ色品、握り棒は黄色のラバー仕上げとした。さらに優先席を含む両車端部の3人掛け座席部は荷棚とつり革高さを 50 mm 低くした。また、各番台区分とも編成中の一部車両は、すべての荷棚とつり革を優先席と同じ 50 mm 低くした仕様を採用した。 冷房装置は集中式のAU726形(3000番台のグリーン車を除く)で、出力は 58.14 kW (50,000 kcal/h) を各車両に搭載する。車内の臭気対策としてJR東日本の一般形電車で空気清浄機を初めて搭載しており、集塵機能と脱臭機能がある。なお、空気清浄機はJR・私鉄の多数の形式にも追加で搭載された。 山手線用のE231系500番台と同様に、自動放送装置や、車内の各客用ドア上部に液晶ディスプレイ(LCD・トレインチャンネル・VIS)2基(3000番台は2段式のLED文字スクロール表示式)を用いた車内案内表示装置を設置している。自動放送搭載で、急停車時に「急停車します。ご注意ください。Attention (Caution) please.The emergency brakes have been applied.」と注意を喚起する放送もある。平日のラッシュ時間帯(7時 - 9時30分と17時 - 19時30分)および終電時間帯(23時以降)には乗り換え案内などが自動で省略される。 車内全景(0番台) 車内優先席付近(0番台) 座席(7人がけ) 優先席(3人がけ) 車椅子スペース 扉(0番台) 車内案内LCD(0番台) 車内扉上部LCDによる案内表示(0番台) 開閉時に点滅するドアランプ(0番台) 半自動ドア扱い時はドア上LCDでも案内(0番台) 車内保温のためのドアカット(8000番台) 空気清浄機
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車内内装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 15:56 UTC 版)
車内内装配色は側面を暗いベージュ、天井は明るいグレー、床材はブラウンとした。座席モケットの表地は赤色として、全体的に暖色系の色調を採用した。新しい仕様として座席横の仕切りをパイプによるものから木目調の化粧板を貼った板状のものとした。 連結面の貫通路は袖仕切の形状と合わせた全断面の大形貫通路として見通しの良いものとした。つり革は丸形が主流であったが、三角形の形状を採用した。 天井部には大形の50cmタイプの扇風機と併用する「振りかけ冷房」と呼ばれる簡易冷房装置の準備もなされていた。 側窓は車両を軽量化するために上段下降、下段上昇式の2段式として開口寸法を小さくしたほか、戸袋窓は設置しなかった。客用ドアは化粧板仕上げとし、ドアガラスは太いHゴム支持方式である。 本車両では試験的な試みとして日中にロングシートの座席を通路側に引き出してゆったり掛けられるようにするリクライニング機能を1両に搭載した。 さらに幕板(側窓上部のこと)上の広告は裏側から蛍光灯で照らし、広告の効果を高めるという「照明付広告」を採用した。しかし、静電気によるホコリ付着や電気の消費量が非常に大きいことなどから2次試作車では不採用となり、本車両も撤去した。同様の照明付広告や三角形つり革・振りかけ冷房準備などは同時期に新製されたばかりの銀座線用の1500N形(既に廃車)にも本車両の営業運転に先がけて採用した。
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車内内装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 01:22 UTC 版)
当初の内装は6000系2次車までの仕様をベースとしているが、3次車からは8000系の設計思想を取り入れている。なお、ここで述べる内装の仕様は基本的に落成時におけるものであり、その後の改良点などは後述の更新工事の項を参照のこと。 客室内装は1・2次車においては6000系をベースとしており、側面や妻方向は暗いベージュ色、袖仕切りは木目調とし、天井は白色系の化粧板を使用している。床材は灰色の単色である。座席モケットは赤色とし、シルバーシート(現・優先席)は青色とした。その後の3次車以降は赤色の区分柄入りモケットとした。また、袖仕切りの形状を変更し 床と接せずに座席付近の高さまで短縮されたほか、蹴込み形状を斜めに変更した。 4次車以降では側面・妻面など化粧板をアイボリー系に、袖仕切りは薄い黄色系へと配色が大きく変更された。床材は茶色と黄土色の2色で、濃淡フットライン入りとした。座席モケットは茶色系で、区分柄入りのものである。この配色は最終の6次車にまで引き継がれた。 側窓は1・2次車では上段下降・下段上昇式の2段式であり、上下寸法は小さい。3次車では大きさを拡大し、一段下降式の窓とした。客用ドアは車内側も化粧板仕上げであり、1・2次車のドアガラスはやや小さく、6000系初期車と同じ大きさである。3次車においてはやや拡大されたものとなった。 車内天井の冷風の送風は、1・2次車は冷房化時に後付けで冷房用ダクトが取り付けられ、当初からある扇風機を併用するスポット方式としている。3次車以降は平天井構造で当初より冷房ダクト・吹き出し口と補助送風機としてラインデリアが設置された。 当初5両編成で製造された1・2次車の貫通路は基本的に大形断面の広幅貫通路だが、7700形の和光市方に貫通扉が設置され、2+3両に仕切れるようにされていた。3次車以降は基本的に狭幅貫通路構造とし、各妻面に貫通扉が設置されたが、同車のうち1・2次車と連結される部分のみが広幅貫通路構造となっていた。 車内のつり革は三角形であり、落成時は座席前のみに設置してあったが、後年に客用ドア上部線路方向にも増設したほか、ドア付近のつり手棒間に枕木方向を結ぶ横棒が増設されている。優先席付近のものは2005年(平成17年)12月頃にオレンジ色のものに取り替えられた。
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車内内装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 16:30 UTC 版)
「横浜市交通局10000形電車」の記事における「車内内装」の解説
車内は白色を基調としており、床面は視覚的に車内が広く見えるよう緑色の横縞(枕木方向)模様とした。側窓は車内の気密性を高めるため全て固定窓としており、客用ドア間の側窓は幅約2.2 mの大形ガラスを使用している。 客用座席は1人分の掛け幅を450 mmとしたロングシート構成で、座席表地は青色とした。なお、車内は当初全席優先席とされたが、のちに車端部の一部座席を「ゆずりあいシート」とする形に改められた。車内に開放感を持たせるため、座席横の袖仕切りには強化ガラスを使用しているほか、連結面においても全面ガラス構成の貫通扉を採用している。貫通扉の戸閉には上吊り傾斜レール式ドアクローザを採用している。 客用ドアはステンレス無地仕上げで、ドアガラスの取り付けには不乾性シール材を使用した接着式(ボンディング式)とした。 バリアフリーへの配慮として、出入口部の床面を黄色とし視覚的に目立たせたほか、車両床面とホームとの段差を極力少なくし、全車両に車椅子スペースを配置した。つり革は座席前のみに設置し、一部は100 mm高さを下げて使いやすさの向上を図っている。つり革は基本的に白色だが、各車椅子スペース前の座席付近のみ他社と同様にオレンジ色とした。車内非常通報装置は1両につき4台が設置されている。 空調装置はセミ集中式(集約分散式)のCU784形ユニットクーラー(14.54 kW・12,500 kcal/h)を各車に2台搭載している。車内は冷気の拡散用に横流ファン(ラインデリア)を先頭車は2台、中間車は3台設置している。このほか、側窓が全て固定窓のため、事故等による駅間の長時間停車における換気を考慮して、各車に1台軸流ファンによる強制換気装置を車端部の天井に設置している。 車内写真 車内 ゆずりあいシート・車椅子スペース LCD式旅客案内表示器
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