岳家軍
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「大水滸シリーズの登場人物」の記事における「岳家軍」の解説
梁山泊戦で生き残った宋禁軍の将軍、岳飛が隆徳府を拠点に組織した独立勢力。当初は選りすぐった精鋭による軍を目指していたが、敗戦を重ねることで数重視に転換した。梁山泊・金とは敵対し、南宋の命令は無視していたが領内の統治に失敗、劉光世の招きもあり隆徳府を放棄して南下。南宋の傭兵的な存在となる。 岳飛 (楊令伝)岳家軍の首領。相州の豪農の家に生まれ、九歳で無名の隠棲者に師事する。十五歳の時に師が亡くなったため故郷を離れ、仲間と共に民兵を率いて用心棒稼業を開始する。大きな資質を秘め、一度は童貫に禁軍へ誘われるもその時は拒否。その後、偶然にも楊令の軍と遭遇し惨敗。楊令に「子供か」と言われ見逃されたことがその後の人生に大きな影響を与える。 禁軍の将軍となった旧知の劉光世を頼って禁軍入り。童貫の従者を務めながら厳しく鍛えられる。童貫直属の騎馬隊を指揮しつつ方臘の乱を戦い抜き、終盤で石宝の首を刎ねている。梁山泊との決戦では童貫の本隊に所属。自覚せぬままに成長を遂げ、張清を討ち取るなど活躍するが楊令には及ばなかった。 梁山泊戦の後は残存戦力を率いて隆徳府近辺の三州を治め、岳家軍を興す。拠って立つ国の姿が見えない中で『盡忠報国(じんちゅうほうこく)』の思いを抱き、軍閥として活動する。梁山泊や蕭家軍との数々の戦いを潜り抜け、楊令たちを驚嘆させるほどの武人となる。私生活では崔如と結婚し、併せて岳雲らを養子に迎える。 領内の安定を維持するために軍を拡大するが領内の疲弊と民衆の反逆を招き、劉光世の招きもあって南宋に移った。南宋では前衛として金と対峙するが、軍閥と言う立場ゆえ秦檜に警戒される。梁山泊の志には盡忠報国に通じるものを感じつつも敵対する道を選ぶ。 梁山泊が各地で展開する自由市場により南宋が窮地に陥る中、兵站を確保して岳家軍単独で梁山泊軍と交戦。李富と撻懶の密盟に基づく金軍との共闘を拒絶し、単独での戦いに拘る。だが死闘の末に壊滅寸前にまで追い込まれ、死を決意して楊令との一騎討ちに臨む。楊令の吹毛剣に右腕ごと切られたが、楊令が毒により死亡したため戦いが終わり、索漠とした思いを抱きつつ後退する梁山泊軍を見送った。 史実でも南宋の軍閥の首領。史実では童貫の下ではなく、宗沢の下で頭角をあらわした。書や詩にも長けていたといわれているが、本作ではわずかに語られるだけである。 (岳飛伝)岳家軍を立て直しつつ、自らの体を鍛え続ける。市井には楊令を討った男として伝わっているが、岳飛自身は楊令や蕭珪材に対する敗北感を忘れずにいる。また隻腕の軍人としても有名だが、毛定が作成した義手を装用することで両手での戦いを可能とした。前作での戦いぶりから梁山泊の軍人からは好感を抱かれており、岳飛も梁山泊を敵視していない。 故郷を追われ、あるいは金に搾取される漢民族のために奪われた領土を奪還することが、『盡忠報国』の体現であり戦う理由であると思い定めている。金の大侵攻に際しては秦檜の命で南宋軍の総司令官として兀朮を迎撃、さらに北伐に転じるも講和成立により撤退する。講和後も軍閥としての立場を崩さず再度の北伐を目指したため、秦檜との対立が決定的となっていく。 臨安府へ出頭した際に秦檜から最後通告として南宋軍総帥への就任と南宋正規軍の帰属を求められるが拒否、反逆罪で拘束されてしまう。秦檜の国家論に一定の理解を示し、岳家軍の解散や自身の処刑を粛々と受け入れたが、梁山泊の介入により替え玉の処刑と言う形で密かに釈放される。公には死亡扱いのため、姚平と共に南方へ旅立ち湄公河の沿岸を拠点に岳家軍を再興する。梁興との繋がりから梁山泊からの支援を受け、秦容が統率する小梁山と共闘体制を確立する。 徐史 (楊令伝)岳飛の部下。故郷を出て放浪中の岳飛と出会い、用心棒を始めた彼の仲間となる。共に禁軍に入り、方臘や梁山泊と戦う。岳飛と梁山泊の偵察に出向いた際に、拾った牛坤と姚平の面倒を押し付けられた。岳家軍創設後は一軍を率いる。軍務を離れても岳飛と行動することがあり、お目付け役として意見することも多かった。梁山泊からの馬強奪が原因で勃発した隆徳府攻防戦で郭盛軍と戦い、戦死する。『岳飛伝』では南方で岳家軍を再興した岳飛が、徐史は寒さに強いが暑さに弱かったので南方では役に立たなかったろうと姚平に語っている。 孫範 (楊令伝)岳飛の部下・副官。徐史と同じく用心棒時代からの岳飛の仲間で禁軍入りにも同行する。岳家軍創設後は岳飛を中原の覇者とすることを夢見、文官の役割を果すようになる。梁山泊を参考に支配地域の民政を担当するが、軍の拡大による重税が原因で民に憎まれてしまう。梁山泊との隆徳府攻防戦で左足を失う。南宋に移ってからは兵站を担当する。 (岳飛伝)引き続き岳家軍の幕僚として軍管区内の民政や兵站を担当。前作で失った左足に毛定が作成した義足を装用する。岳飛が臨安府で拘束された際は南宋に反発する兵たちを抑えきれず負傷、岳飛が出した解散命令に従い軍を解散する。その後は岳飛の家族を守りつつ、残存戦力を率いて山間部で活動する。 呉玠 (楊令伝)岳飛軍の将校。300人の部隊を率いていたが花飛麟の騎射で負傷。弟の呉璘に助けられ太原府まで撤退してくる。岳家軍に参加し、一軍を率いる。軍人としては珍しく民政にも興味を持つ。金軍の侵攻を受ける故郷の巴蜀を守るため、呉璘と共に岳家軍を離れる。史実でも巴蜀の南宋の軍閥の首領。史進のモデルとされる史斌と戦いこれを討っている。 (岳飛伝)巴蜀に侵攻した金軍の撃退には成功するも、両軍の収奪が原因で民衆に恨まれたため成都府を離れて岳飛の下へ戻ってくる。岳家軍では騎馬隊の指揮を担当する。南宋と金の講和が成立した後に、情勢が不安定な巴蜀へ戻ることを岳飛に勧められ再び故郷へ帰る。 呉璘 (楊令伝)岳飛軍の将校。呉玠の弟。兄と共に岳家軍に参加し、一軍の指揮官となる。岳飛の許しを得て岳家軍を離れ、兄と共に巴蜀の義勇軍を指揮する。 (岳飛伝)兄と共に三千人の部下を連れて岳家軍と合流、歩兵の調練を担当後に騎馬隊の指揮官となる。呉玠との連携攻撃が得意。金との講和後に再び巴蜀へ戻る。 牛坤 (楊令伝)賊徒が跋扈する故郷を離れた青年。途中で知り合った姚平と共に一旗上げようと梁山泊と童貫率いる禁軍の戦場に現れる。偵察中の岳飛と出会い、禁軍に新兵として加わる。決戦後は岳家軍に参加、下級将校を経て徐史隊の上級将校に昇格する。徐史の戦死後は姚平と共に歩兵の指揮官となる。梁山泊軍との決戦で戦死。 姚平 (楊令伝)牛坤の相棒。一旗上げるために偵察中の岳飛の馬を盗もうとした一件で二人揃って禁軍に拾われる。大柄な牛坤とは反対に小柄だが同じく図太い性格で、二人揃って小隊長を務める。岳家軍にも参加、下級将校を経て上級将校に昇格する。徐史の戦死後は指揮官として歩兵を率いる。梁山泊軍との決戦では牛坤をはじめ多くの同僚が戦死するなか、最後まで生き残る。 (岳飛伝)前作の最終決戦で負傷し後送中に死亡したと思われていたが、牛坤たちの死が原因で軍を脱走していた。放浪していたところを孫範に見つかり、岳飛に引き合わされる。岳家軍への復帰を希望するも拒否されて立ち去った。岳飛が拘束されたことを知り、臨安府を訪れたところを燕青と出会い救出に参加。岳飛と共に南方へ旅をするうちに脱走者としての負い目を克服。湄公河の沿岸で再興した岳家軍で岳飛の副官となる。 紀雲→岳雲 (楊令伝)崔如たちと共に逃れていた少年。崔如とは従兄弟同士の間柄。龐仲と共に岳家軍入りを志願するが、年齢の問題から兵でなく岳飛の従者を務める。岳飛が崔如と結婚した際に養子となり、岳雲と名乗る。成長後は一軍の指揮官を務め、梁山泊軍・金軍と戦う。なお、史実よりも年長である。 (岳飛伝)梁山泊との決戦にも生き残り、岳家軍の立て直しに従事する。呉兄弟の復帰後は歩兵の指揮を担当、岳飛の命で金軍の侵攻に備えて編成された長刀隊の調練と指揮を任せられる。岳飛からは指揮は定法通りだがそれゆえの強さもあると評された。史実では岳飛が反逆罪で囚われた際に共に捕縛・処刑されたが、本作では岳飛が拘束された際は本拠地にいたため捕縛を免れている。 岳飛の捕縛後は岳家軍の残存兵を率いていたが、後に岳飛と合流する。 崔如 (楊令伝)元崔家村の保正の娘。賊徒に両親を殺され、孤児たちと共に隆徳府近郊まで逃れてくる。軻輔と交戦中の岳飛と出会ったのが縁で隆徳府に小間物屋を開く。のちに岳飛と結婚。岳雷らを産みつつ、崔達をはじめとする五人の孤児たちを養子として育てる。 (岳飛伝)岳飛との間に新たに岳震を出産。崔蘭たちを岳家軍で働かせつつ子供たちを育てる。岳飛が南宋に捕縛されて以降は孫範や家族と共に逃亡していたが、梁興や梁山泊の協力により南方へ移住し、岳飛と再会を果たす。その後は岳家軍の拠点、岳都(がくと)で民政全般を担当する。 岳雷 (楊令伝)岳飛と崔如の間に生まれた子供。 (岳飛伝)岳飛軍の将校を努める。父の岳飛からも「いい軍人になる」と能力を認められる。 岳霖 (楊令伝)岳飛と崔如の間に生まれた子供。 崔達 (楊令伝)崔如と共に隆徳府近郊まで逃れた孤児の一人。後に崔如の養子となり、家業の小間物屋を手伝う。隆徳府の治安が安定しないため、商品を盗んだ客に殴られた。 (岳飛伝)剣の遣い手に成長し岳家軍に参加。一兵卒を経て騎馬隊の下級将校に昇進する。のちに南方で再興した岳家軍に崔史、崔蘭と共に合流、将校を務める。 崔蘭 (楊令伝)崔如と共に隆徳府近郊まで逃れた孤児の一人。後に崔如の養子となる。 (岳飛伝)岳家軍の厨房で働いていたが才能を毛定に見いだされ、与えられた薛永の冊子を読み込んで薬師となる。南方に移ってからは妹の崔羽と共に薬方所の薬師として働く。また、辛晃に襲われた王貴の治療を担当した縁で彼と親しくなり、のちに結婚する。 崔史 (楊令伝)崔如と共に隆徳府近郊まで逃れた孤児の一人。後に崔如の養子となる。 (岳飛伝)軍に入ることを望んでいたが臆病さを岳飛に見抜かれる。鍛冶場に配属され田峯の下で鍛冶師として働く。南方に移ってからは鍛冶場の中心人物として山岳戦用の武器、三腕(さんわん)の量産に力を発揮する。 龐仲 (楊令伝)元崔家村の執事。崔如たちを守り、賊徒から逃れていた。武術と軍学を修めており、隆徳府に落ち着いた後に紀雲と共に岳家軍に加わる。梁山泊との隆徳府攻防戦で片目を失うが、その後も岳雲と共に岳飛の指揮下で金軍・梁山泊軍と戦う。梁山泊軍との決戦で戦死。 軻輔 (楊令伝)岳家軍の将校。契丹族出身。金国勃興時の幻王の殲滅戦で父親を殺されたため、楊令を憎悪している。元は耶律被機の軍に所属していたが、燕国崩壊後は賊徒を率いて流浪する。部下たちを養うために隆徳府一帯を荒らすが岳家軍に敗北、捕らえられる。岳飛が吐露した「盡忠報国」の言葉に興味を抱き岳家軍に参加、一軍を率いる。隆徳府での攻防戦では楊令に討たれかけるが遼軍時代からの部下、謀屯の捨て身の犠牲で逃れた。岳飛の戦人としての資質に惹かれ、江南に移る岳家軍にも残って軍指揮や調練を担当する。梁山泊軍との決戦で戦死。 単琅 (楊令伝)軻輔の部下。彼に従い、仲間の斡乾吉ともに岳家軍に加入する。馬の扱いに長けており、梁山泊の牧から軍馬を強奪する作戦を立案・実行した。金軍との戦いでも乗り手を失くした敵の馬を確保するなど馬匹を担当することが多い。 (岳飛伝)引き続き岳家軍の馬匹として軍馬の調達を担当。北伐では兵站も併せて担当した。 斡乾吉 (楊令伝)軻輔の部下。軻輔・単琅と共に岳家軍に加入。軻輔隊の上級将校を務める。梁山泊軍との決戦で戦死。 王韋 趙乗 (楊令伝)義勇軍出身の岳家軍将校。岳家軍が南宋に移った後に加入する。ともに梁山泊軍との決戦で戦死。
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「大水滸シリーズの登場人物」の記事における「岳家軍」の解説
張憲 (岳飛伝)岳飛の副官で騎馬隊を指揮する。前作の梁山泊戦で頭角を現して昇進した。戦場における岳飛の無茶な動きに呆れながらも意図を読んで動く。岳飛が秦檜に拘禁されてからは孫範と共に残存戦力を率いて転戦する。史実でも岳飛の軍の最高幹部を務め、秦檜によって岳飛・岳雲と共に処刑された。 孟遷 (岳飛伝)元九宗山の賊徒で商家の生まれ。父を死に追いやった商人たちを襲っていたが、岳飛に討伐され降伏する。父の関係で梁興とは面識がある。鍛冶場で働いていたが剣と馬術の腕を見込まれ、死すれすれの調練を受けた後に岳飛麾下の騎馬隊を指揮する。岳飛が南方へ移ってからは于才と共に岳家軍へ合流、編成された山岳兵の指揮を務める。 于才 (岳飛伝)元九宗山の賊徒で孟遷の執事。孟遷と共に岳飛に降伏する。鍛冶場の仕事で孟遷を庇おうとしたが耐えきれず脱落、孫範の部下となる。岳飛が秦檜により拘禁された際は燕青たちと協力して解放交渉を担当、南方で岳家軍が再興されてから孟遷と共に岳飛に合流。水晶などの貴石の発掘を担当し、岳家軍の糧道とする。 邵規 万譲 馮厚 (岳飛伝)金軍との戦いを経て昇格した上級将校。三人とも三十に達しない若手である。邵規と万譲が歩兵、馮厚が騎馬隊を指揮する。 骨郎 (岳飛伝)腕を骨折した子猿。湄公河にやって来たばかりの岳飛に保護されて以来、彼を親のように慕う。近づくものにちょっかいを出す剽軽なところがある。従者として行動を共にし、塩分を含んだ湧水を発見するという手柄を立てたこともある。 延圭 (岳飛伝)岳家軍の兵士。隆徳府の頃からの古参で、敗北を喫しながらも戦い抜く岳飛を尊敬している。傷を負い療養していた際に岳飛と会話をしたことから親しくなる。金軍の侵攻時には岳雲の隊で小隊長を務めるが致命傷を負い、自陣に運び込まれるも岳飛らに看取られて死亡した。 潘寛(ファン・カン) (岳飛伝)阮廉の村の青年。阮廉の命で岳家軍に創設された土地の人間で編成された部隊に参加し調練を受ける。一人前の軍に仕上がるも更に強くなることを目指して岳家軍に残留する。 崔羽 (岳飛伝)前作で岳飛と崔如が養子にした孤児の一人。崔蘭からみて妹にあたる。家族と共に岳都に移住してからは崔蘭の薬方所で働くようになる。 崔康 (岳飛伝)前作で岳飛と崔如が養子にした孤児の一人。崔蘭や崔羽からみて兄にあたる。岳都に移住後は学問所を開設し子供たちに教育を行う。
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「岳飛伝 THE LAST HERO」の記事における「岳家軍」の解説
俳優役紹介注釈ホァン・シャオミン 岳飛 中国史上最大の英雄、最期は冤罪を被せられ謀殺されるが、後に名誉は回復され救国の英雄とされる。 ワン・ハイシャン 楊再興 岳飛配下の猛将。元盗賊曹成の弟分。岳飛と戦闘になった際、岳飛の弟である岳翔を殺す。その後、実力を買われていた岳飛に捕らえられると許され、恩義を感じそれまでの行いを悔い岳飛に忠誠を違う。命を狙われた岳飛の母を命懸けで救い、以後は岳飛の兄弟同然の関係で各戦で活躍する。最期は埋伏に遭い矢を全身に浴びて死亡する。 イェン・イェンロン 王貴 岳飛の同門 ツァイ・リン 張憲 岳飛配下の武将。岳飛が隠居した際、岳家軍を統率する。冤罪により岳飛とともに処刑される。 カン・カイ 牛皋 岳飛配下の将軍 周斌 岳雲 岳飛の長子。南宋少将。 幼年期洪偉嘉、少年期鄭偉 ルビー・リン 李孝娥 岳飛の妻 王駒 張用 岳飛の同門 張嘉倪 呉素素 忠義社の一員。宋代一の薬屋で富豪張大年の娘で、武力に優れ主に諜報を得意とする。鍼灸、医術も体得しており高寵の妻を治療する。岳飛に想いを寄せており、常に裏で岳飛を支える。 虚構の人物 呉秀波 高寵 岳飛配下最強の武将。金との戦で大量に溢れた流民に食事を与えるため盗賊をしている。妻の持病を治療してくれた岳飛の部下となる。 リウ・シーシー 高楊氏 高寵の妻 ユー・ロングァン 周侗 鄭佩佩 岳姚氏 岳飛の母 張芷渓 岳安娘 岳飛の娘。説岳全伝に見られる銀瓶小姐がモデル。井戸に身を投じ自殺する。 楊政 岳翔 岳飛の弟。16集で楊再興により殺される。 万昌皓 岳霖 岳飛と李孝娥の息子 少年期 楊思晨 高玉慶 姚袞 岳飛の叔父。賭博に興じるあまり借金をする。岳飛の目を盗み皇帝陵墓の財宝を盗み、岳飛の手により処刑される。
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