岳飛とは? わかりやすく解説

がく‐ひ【岳飛】

読み方:がくひ

[1103〜1141]中国南宋武将湯陰河南省)の人。字(あざな)は挙(ほうきょ)。北宋末に義勇軍入り軍功をあげ、湖北の地で軍閥巨頭となった金軍との戦争主張し和議派の宰相秦檜(しんかい)に罪を着せられ獄死後世民族的英雄として岳王廟まつられた。書家としてすぐれていた。


岳飛

作者国枝史郎

収載図書国枝史郎歴史小説傑作選
出版社作品社
刊行年月2006.3


岳飛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 19:22 UTC 版)

岳 飛(がく ひ、拼音: Yuè Fēi崇寧2年2月15日1103年3月24日) - 紹興11年12月29日1142年1月27日))は、中国南宋の武将。鵬挙(ほうきょ)。相州湯陰県の出身。南宋を攻撃するに対して幾度となく勝利を収めたが、岳飛らの勢力が拡大することを恐れた宰相秦檜に謀殺された[1][2]。その功績を称えて後に鄂王(がくおう)に封じられ(岳鄂王と呼ばれる)、関羽と並んで祀られている。その後に神格化され、明代靖魔大帝に封ぜられた。書も能くし、「出師の表」も書いており、文化的イメージと結びつけられやすく、小説や京劇などでもよくとりあげられる人物である[2]


注釈

  1. ^ 康熙年間に編纂刊行された西湖をめぐる短編小説集『西湖佳話』(せいこかわ)全16話の第7話に、岳飛の生涯を描く本作『岳墳忠蹟』が収録されている。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:西湖佳話
  2. ^ うちだみちお、1916-2000年。東北大学教授(1954-1972年)、文学博士。

出典



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大水滸シリーズの登場人物」の記事における「岳飛」の解説

楊令伝岳家軍首領相州豪農の家に生まれ、九歳で無名隠棲者に師事する十五歳時に師が亡くなったため故郷離れ仲間と共に民兵率いて用心棒稼業開始する大きな資質秘め一度童貫禁軍誘われるその時拒否その後偶然に楊令の軍と遭遇し惨敗楊令に「子供か」と言われ見逃されたことがその後人生大きな影響与える。

※この「岳飛」の解説は、「大水滸シリーズの登場人物」の解説の一部です。
「岳飛」を含む「大水滸シリーズの登場人物」の記事については、「大水滸シリーズの登場人物」の概要を参照ください。

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