和議とは? わかりやすく解説

わ‐ぎ【和議】

読み方:わぎ

和睦のための協議。「—を結ぶ」

旧法で、破産予防するために債務者債権者との間でなされる合意のこと。債務者破産免れ債権者破産場合比べて有利な弁済を受けることを目的としていた。平成12年2000)の民事再生法施行に伴い和議法廃止され同法による和議(強制和議)は廃止された。


和議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/15 07:08 UTC 版)

和議(わぎ)

  • 係争・戦時の際に和睦のためになされる協議。
  • 強制和議 - 和議法または旧破産法上の制度で、債務者と債権者で取り交わされる合意。


和議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:36 UTC 版)

大坂の陣」の記事における「和議」の解説

徳川方豊臣方買占めによる兵糧不足があり、真冬の陣でもあったため、12月3日より織田有楽斎通じて豊臣方との和平交渉行っている。8日12日にも有楽斎大野治長本多正純後藤光次講和について書を交わしている。15日には淀殿人質として江戸に行く替わりに、篭城浪人のための加増条件とした和議案が豊臣方より出されるが、家康はこれを拒否する豊臣側兵糧弾薬足りず徳川方仕掛けた心理戦陣屋などに撃ち込まれ砲弾将兵疲れが溜まる。本丸への砲撃淀殿侍女8人に命中、8人共死んだ淀殿は「大坂城10年でも持ち堪えられると言っていたが、凄惨な光景見て和議に応ずる事を決める(16日)。 朝廷から後陽成上皇の命により、17日武家伝奏広橋兼勝三条西実条使者として、家康に和議を勧告した家康朝廷介入許さず、これも拒否し、あくまで徳川主導交渉進めた交渉18日より徳川方京極忠高の陣において、家康側近本多正純阿茶局と、豊臣方使者として派遣され淀殿の妹である常高院との間で行われ19日には講和条件合意20日誓書交換され和平成立した同日家康秀忠諸将砲撃停止させている。 講和内容豊臣家側の条件として 本丸残して二の丸三の丸破壊し惣構南堀西堀東堀埋めること。 淀殿人質としない替わり大野治長織田有楽斎より人質を出すこと。 が提出され、これに対し徳川家が 秀頼の身の安全と本領安堵城中諸士についての不問。 を約束する事で和議は成立この他、秀頼・淀殿関東下向を行わなくて良い事も決められた(ただし、二の丸破壊をしなくても良いという史料もある)。

※この「和議」の解説は、「大坂の陣」の解説の一部です。
「和議」を含む「大坂の陣」の記事については、「大坂の陣」の概要を参照ください。

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