わくとは? わかりやすく解説

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読み方:わく
別表記:ワク

(1)物体取り囲む、または支えるなどといった役割をもつ構造一部のこと。
(2)物事範囲決めるため設けられる仕切りのこと。
(3)酒に非常に強い人を意味する語。「ザル」のようにわずかでも酒の溜まるところがないため、「ザル」を超える酒豪を指すことが多い。

わ・く【分く/別く】

読み方:わく

【一】[動カ四]

区別する。わける。

高き立山(たちやま)冬夏と—・くこともなく白たへに降り置きて」〈四〇〇三〉

判別する識別する

事の心—・きがたかりけらし」〈古今仮名序

【二】[動カ下二「わける」の文語形


わ‐く【和×煦】

読み方:わく

春の日ざしの暖かく穏やかなこと。

自分活動は食うか食わぬかの活動である。—の作用ではない粛殺運行である」〈漱石野分


わく【惑】

読み方:わく

常用漢字] [音]ワク(呉) [訓]まどう

心が何かにとらわれて正しい判断ができなくなる。まどう。まどわす。「惑乱疑惑幻惑眩惑(げんわく)・蠱惑(こわく)・困惑当惑不惑魅惑・迷惑・誘惑

一定の区域囲み動く。「惑星

名のり]まどい

難読思惑(おもわく)


わく【惑】

読み方:わく

仏語迷いのもととなるもの。煩悩(ぼんのう)のこと。


わく【×或】

読み方:わく

人名用漢字] [音]ワク(呉) [訓]あるいは ある ある

ある人。ある。「或体・或問

難読]或者(あるいは・もしくは)


わく【枠/×框】

読み方:わく

木や竹などの細い材で、器具建具などの縁(ふち)にしたもの。かまち。「眼鏡の—」「窓—」

物の周囲ふちどる線。また、境などを示すため、四方取り囲むもの。「答えを—で囲む」「黒い—の死亡記事

コンクリートなどを流し込んで形を作る箱形の板。パネル

ある制限範囲限界。「予算の—を超える」「採用の—を広げる」「—にはまった生き方

(ふつう「籰」「篗」と書く)糸を巻く道具。同じ長さの2本または4本の木を対にして並べ横木支えて固定し中心部に軸をつけて回転するようにしたもの

[補説] 「枠」は国字


わ・く【沸く】

読み方:わく

[動カ五(四)《「湧(わ)く」と同語源》

などが熱せられて沸騰するまた、適当な熱さになる。「湯が—・く」「風呂が—・く」

感情高ぶる熱狂して騒ぎたてる。「ファインプレー場内が—・く」「勝利に—・く」

発酵して泡を立てる。「ぬかみそが—・く」

激しくたぎり流れる。さかまく

「川の—・きたる、滝の落ちたる」〈宇津保・祭の使〉

金属が熱せられて溶ける

「(大仏ノ)御身は—・きあひて山の如し」〈平家・五〉


わ・く【湧く/×涌く】

読み方:わく

[動カ五(四)

などが地中から噴き出る。「温泉が—・く」「石油が—・く」

涙や汗が出る。「くやし涙が—・く」

などが、一時に発生する。「しらみが—・く」

ある考え感情生じる。「疑問が—・く」「興味の—・かない話」「勇気が—・いてくる」

物事次々と起こる。ある現象急に多く現れる。「が—・く」「人々の間から拍手が—・く」


枠 (わく)

枠 位置を示す印をつける器具で、多角形側板(または枠)に横棒のわたし、さらに、側板に平行に一定間隔横棒に短い棒を取り付けた鳥籠様の木枠である。代かき後、落水した田面に本器を転がせば碁板目状の跡がつく。静かに湛水後、澄んだところにその痕跡目当てに挿する。ころがし各地各様極めて種類が多い。明治時代中期から使用されてきた。また、名称も各地でいろいろ呼ばれている。ころがしである。8寸(約26cm)正条用6角柱である。全幅214cm、重さ15kg。昭和30年代まで使用された。

わく 【惑】

煩悩

わく【枠】

パチンコ台で、盤面囲っている部分メーカーによって、この枠にも名前が付いていたりする(新VICTORY MODEL新型S2002モデルVOLCANORISE MODELなど)。

わく

  1. 掏摸すいとりのこと。又は掏摸共犯者

分類 掏摸


わく

  1. 掏摸又ハ万引窃盗補助スル者本犯者ノ窃取セル金品現場ニ於テ接受シ、他ニ之ヲ移送スルヲ云フ。〔第三類 犯罪行為
  2. 掏摸共犯者或は万引共犯者

わく

  1. すいとりのこと。〔掏摸

分類 掏摸


読み方:わく

  1. 酷暑。〔第一類 天文事変
  2. 暑い。
  3. 酷暑を云ふ。

分類 ルンペン大阪


沸く

読み方:わく

  1. 芸が大喝采で客が歓喜賞嘆大好評場合と、反対に客の反感喧騒になつた時。

分類 芸能

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わく

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 13:14 UTC 版)

動詞:湧

わく【湧く、涌く

  1. などが地中から絶えず出る。
  2. などが一面発生する。
  3. 感情などがじる。

活用

発音(?)

東京式アクセント
わ↗く
京阪式アクセント
↗わく

動詞:沸

わくく】

  1. などがせられて熱くなったり沸騰したりする。
  2. 興奮する。熱狂する。もりあがる
  3. 発酵する

活用

発音

東京式アクセント
わ↗く
京阪式アクセント
↗わく

名詞:枠

わく

  1. 木・竹金属などの細い組んで縁にしたもの
  2. 周り取り囲むもの。
  3. ある制限範囲

発音

東京式アクセント
わ↗く↘
京阪式アクセント
わ↘く

名詞:籰

わく【籰】

  1. (道具) 木製糸巻き

発音

わ↗く↘

同音異義語

発音(下二段活用 連体形)

三拍動詞二類

平安時代

わく↗る

南北朝時代

わ↘く↗る

室町時代以降

わ↘くる

動詞

わくく、く】

  1. 区別する。
  2. 識別する。理解する。
わ-く 動詞活用日本語活用
カ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
  1. 分配する。
  2. けてすすむ。
わ-く 動詞活用日本語活用
カ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
くる くれ けよ

関連語

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