ぼかろ荘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 20:13 UTC 版)
「はちゅねミクの日常 ろいぱら!」の記事における「ぼかろ荘」の解説
はちゅねミク 本作の主人公。WATからネギとともにニコニコ宅急便で送られて来た新人ぼ~かろいど。自称「電子の妖精」。初めて会った人には「はちゅねまして」と言いながら鼻にネギを突っ込む(以下鼻ネギ)癖がある。好きな物はネギ全般。何かを誘う時は「~やらないか?」と言うが、更にその時によく「ウホッ」と言う。 リンやメィコを怒らせて挙骨制裁を食らう事が多い(メィコのそれでのたんこぶはリンですら「でか……」と呆れるほど大きい)。 体内のネギが切れると「はつねミク」(後述)に変身してしまい、ミクに鼻ネギをすると元に戻る(ねぎの12 side-Bで自分自身にやった事もある)。なお、ネギが無いショック(嘘の場合も含む)でも同様の状態になる。 子供なのでコーヒーは飲めない(後述)。 また基本的にぼ~かろいどのはずなのに誰も歌っていないがミクのみ「KAITO」を用いて作られたニコニコ動画で人気の曲の一節を歌っている。 夏やスイカといえばスイカ割りというほどにスイカ割りが好きで、プールでもやろうとする(後述)し米子市ではネギ太を棒の代わりにしようとした(ねぎの44)。最悪、その「スイカ」が「人間の頭」であっても一切容赦しない(この犠牲になったのが貞松。後述)。 髪型はデフォルトこそツインテールだが、それを団子(シニヨン)にして「ツインテール」ならぬ「ツイン団子」にしている事がよくある。 部屋にはたこルカの飾りがある(ねぎの37)。 本作の関係者ではたまごのポジションにあたる。はつねミク はちゅねミクのネギが切れた結果、オリジナルの「初音ミク」同然に変身してしまった状態。この時は敬語を使い、ドジッ子属性になる。前述の通り、ミクに鼻ネギをしない限り元の「はちゅねミク」には戻らない。 変身してしまう正式な理由は前述の通り「はちゅねミクのネギが切れたから」だが、アンは「ミクが魔法少女だから」と決め付け(理由は後述)、メィコも納得していた(ねぎの6 side-B。当のミクは「よくないっ!」と反論。挙句には、アンはハクにミクを「超時空シンデレラ魔法少女」と説明して、ハクから「テイクアウトOKですか?」とまで言われてしまう始末(ねぎの11 side-A)。その後もハクからはバイトのオーダー取りの際に指名されたりテイクアウトされる寸前に陥ったりした(ねぎの12 side-A。ネルが拒否したため回避)。 ミクが変身したのを見たルカは「ミクさんが成長した!?」と呆然とし、リンに説明を求めていた。ただし、その中身は「初音ミク」ではなくあくまで「はちゅねミク」であるためコーヒーは飲めない(後述)。 メィコ 管理人。大の酒好きで、酒癖の悪さは相当なもの。ミクとリンからは「めーちゃん」と呼ばれている。 面倒見の良い性格。カィトに好意を抱いている(この事は当のカィト以外全員が知っている)。 天然なところがあるのか、WEB版ねぎの51でツイッター(Twitter)とツイスター(Twister)を間違えている。 実はぼかろ荘で一番の力持ちであるが、その能力は(激怒しない限り)行使しようとしない。「メィコ=力持ち」関係はぼかろ荘では禁句だが、たまにルカが仕出かしてリンが焦る(後述)。ただし、クマ店長を脅したりカィトを殴ったり投げ飛ばしたりするのは日常茶飯事。その上カィトをぼかろ荘で殴ったり投げ飛ばしたりすれば、その度に被害がぼかろ荘の建物にまで及ぶ。カィトを殴る時の決め口上は「カィトくんのバカ!!」。ねぎの3でカィトへの激怒かはつねミクへの嫉妬かリンゴを握りつぶしていた。 ねぎの30での誕生日パーティー(実際の誕生日はパーティーの前日。「MEIKO」の発売日を誕生日と見なした場合は11月5日生まれという事になる)ではミクから「ク○プトンのM黒さんやグッ○マのミカタン、コン○エースのS田さんも読んでいる」結婚情報誌を渡され落ち込んだ(ミクに助言したのはハク。リンは「色んな意味でウチ知らんで」と呆れた)。 カィト 保守担当。夏でもマフラーを巻いている。はちゅねミクとの初対面時にロリコン疑惑を掛けられる。 気弱かつ温厚でめったに怒る事は無いが、夏でも冬でも食べるほどの好物であるアイスの事となると逆上して上半身だけ裸になる(例:ミクにネギのため食べられた、猫にアイスを奪われた、等。その際もマフラーは巻いたまま)。そのアイス好きは凄まじく、ねぎの32 side-Bではメィコ達が作った大量のチョコアイスを一気に食べてしまうほど(ただし、その副作用として凍る。ミクからは「一気に食い過ぎだ!!」と怒られリンはカィトを元に戻そうと「お湯! お湯!」と湯を取りに走った)。 メィコの恋心には全く気が付いておらず、メィコの神経を逆撫でする発言もしばしば(特にアンやはつねミクを見て)。 自らぼかろ荘の保守担当を引き受けている他、様々な副業(例:株取引、フランチャイズの加盟店オーナー、執筆業、等。ねぎの38で判明)をこなして生計を立てている。 ねぎの41でアンがコミックマーケットにサークル参加した際にコスプレをさせられる(後述)、ねぎの36 side-Bで酒に酔ったルカとメィコに絡まれる等、本作ではクマ店長と並んで最もひどい目に遭っているといえる。しかし、ねぎの27ではプールで溺れた子供を助ける、監視員に怒る(いずれも後述)等、いざという時には別人のようになる。 かぐぁみねリン ねぎの2より登場。レンの双子の姉。ミクの妹分で、ミクを「ミク姉」、カィトを「カィト兄」と呼ぶ。ミカンが大好物。 本作では関西弁を話し、的確かつ迅速なツッコミおよびミクの相方をこなす。ミクに対しては挙骨制裁を行う事もしばしばで、最悪、ミクの頭をハンマーで殴る事すらある。ルカには×印の付いたマスクを付けさせた事もある(ねぎの38)。ねぎの5ではバーチャルRPG内でトラクター→ロードローラーに乗っている。 オリジナルの「初音ミク」と「鏡音リン」の身長と体重(前者:158cm/42kg、後者:152cm/43kg)が原因(2巻出張版「縦と横」)でミクからよく食いしん坊扱いされる(後述)。 ネギの切れたミクが「はつねミク」になるのを見て、自分もミカンを我慢すると大きく(「かがみねリン」、つまりオリジナルの「鏡音リン」同然に)なれると思っており、「色々20%増量!?」と変身した姿を妄想したりするが、我慢も空しくミカンが切れる気配はない。 関西弁を話すだけあってか粉モノにはうるさく、ねぎの11 side-Aでクマ店長が「今晩の祭りにたこ焼き屋を出す」と言ったのを聞き自ら屋台に立った。その後、海の家「ぼかろ」のたこ焼きは「伝説」にまでなったという。 驚いたり何かを閃いたりするとヘッドセットにあるリボン状の飾りが跳ね上がる(例:ルカ越しでレンに自身の秘密を暴露された、ルカに心を読まれた、アンがコーヒーを飲んだ、ぼかろ荘の床が抜けた、アンがカィトにキスした、等)。目も当初は何本もの直線を重ねた目(リンの妄想ではごく普通の目)だったが次第に現在のようなジグザグ型になっている。口が四角く開いたのはねぎの23 side-Bの1コマだけで、それとリンの妄想以外は全て三角形に開く。 本作の関係者ではOtomaniaのポジションにあたる。 かぐぁみねレン ねぎの2より登場。リンの双子の弟。 本作ではセリフは一切なく、会話できるのはリンとルカのみ。ただし、しゃべらなくても他人とのコミュニケーションはとれる(ねぎの42)。 いつもボーっとしているか、隅っこで何かを食べている。好物はバナナ。 女性の多いぼかろ荘の中では男同士という事で、カィトを兄のように慕っている。 なお、紛失対策としてレンの財布にはぼかろ荘の電話番号が書いてある(後述)。 すぃ~とアン(VOCALOID2英語版の「SWEET ANN」) ねぎの6より登場した外国人ぼ~かろいど。昼間は音楽教室の先生、夜は近所の公園の平和を守る「正義の味方」。登場当初は公園で生活していた(如何せん初登場は公園の土管である)が、メィコの計らいでぼかろ荘に住む事になった。 日本に来る前は、ルカ専属の音楽教師だった。しかも、そのルカを背負うほどの体力を持っている(ねぎの25)。 重度のアニメオタク。マンガやフィギュアは「ひとり同人誌即売会」ができるほど大量に保有しており、ねぎの41ではとうとうコミックマーケット(後述)に同人サークルとして参加した。ねぎの43ではゲームセンターで「初音キク Protect DIVA」をプレイしていたら人だかりができていた(そのハマりぶりを見たミクとリン、ゲームセンターの店員からは呆れられる始末)。節分では「うる星やつら」のラムとおぼしき格好をした(後述)。はちゅねミクが「はつねミク」に変身した理由を「ミクが魔法少女だから」と決め付けたのもこのためである。 コーヒーは飲まず嫌いだったが、ミクたちに煽られて意地で飲んだところ意外といけたらしく飲めるようになった(後述)。 ルカの母親の酒癖の悪さを知っており、ねぎの36 side-Bでルカとメィコがカィトに絡んだ際にルカが酔っているとすぐに気づいた。 カィトとレンがお風呂に入った時、ルカが「カィトとレンが入浴中に秘密の特訓をしているらしい」と言ったのを聞き、危険な妄想を浮かべている(ねぎの34。実際に当の2人がやっていたのは水鉄砲のようなもの)。 ルカ・メギュリネ ねぎの19より登場。セレブ系お嬢様ぼ~かろいど。庶民の文化を学ぶため、ぼかろ荘へホームステイにやってきた。 飲み物はコーヒーよりお茶の方が好き(リンも同様)。お茶はアールグレイやダージリンも好きだが、一番好きなのは玄米茶。そう答えたところリンから「庶民的やな!」と言われる(ねぎの33)。他にも寿司のガリを好む(ねぎの19)など、お嬢様とは思えない行動をとる事が多々ある。 他人の心の声を聞く事ができるため、リン以外で唯一レンと会話ができる(ねぎの33でリンの心も読んだ)。自分専属の音楽教師だったアンをかなり慕っている。ただ重度の天然であり、よくボケを言ってリンにツッコまれる。 料理の才能は皆無なうえに味音痴。ぼかろ荘の面々でシュールストレミングを食べる事ができるのは、日本に持ってきた張本人であるアンを除けばルカが唯一(いずれも後述)。 驚くと口をあんぐりさせる上にクエスチョンマークが現れる(例:ミクが成長(=変身)した、レォンが壁によじ登っていた、等)。 メィコや自身の母親と並んで酒癖が悪く、花見の席でぶどうジュースと間違えてワインを飲んだ際、メィコと一緒になってカィトに絡んでいた(ねぎの36 side-B。ルカが飲むはずのジュースはカィトが飲んだ)。 なお、オリジナルの「巡音ルカ」は設定の関係で肌が真っ白だが、本作のルカの肌の色は他のキャラクターと共通である。顔も半ばおかめ(?)のような顔をしており、余程の事態が無い限り笑顔を絶やさない。 本作の関係者では貞松のポジションにあたる。 WAT 大家。後述。
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