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大阪弁

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たこ焼き

大阪弁 訳語 解説
たこ焼き たこ焼き 球状生地中にタコを入れて焼いた食べ物大阪を代表する食べ物のひとつ。ファーストフード。たこ焼きを安定させて食べるために、1人前でも、つまようじが2本付く。大阪のたこ焼きには、昭和初期までタコは入っておらず、明石ではタコを入れるということで後にタコ入りになった。食べることより作る方が楽しいというのが通。親指人差し指で輪を作り、笑って盛り上がった頬にあてたものも「たこ焼き」と言う



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たこ焼き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/31 04:25 UTC 版)

たこ焼き
Takoyaki by yomi955.jpg

たこ焼き(たこ焼、蛸焼、たこやき)は、小麦粉の生地の中にタコの小片を入れ直径3cm~5cmほどの球形に焼き上げた大阪発祥とされる料理で、おやつ間食として食べられB級グルメとされる事が多い粉物料理である。

目次

概要

屋台で調理中のたこ焼き

水またはだし汁で溶いた小麦粉と具材とを、多数の半球状の窪みのある鉄板で加熱し、ひとつひとつを裏返し、またはふたつ合わせることによって球形に仕上げる。

一般的に爪楊枝またはを用いて食べるが、3個ほどに刺したものが供されるところもあり、スーパーマーケットでも販売されている。専門店のたこ焼きは、表面の皮状の部分が薄くやや堅い状態に焼け、内部がもんじゃ焼きのようにとろみのあるものが人気がある。

屋台に並ぶ専門店用たこ焼きソース

近年は小麦粉に隠し味的な調味料ベーキングパウダーなど、場合によっては細かい乾燥紅しょうがなどの具がブレンドされた「たこ焼き粉」という専用の粉も発売されている。たこ焼きのソースとしては家庭ではお好み焼きソースで代用することが多いが、「たこ焼きソース」として専用のソースも発売されている。最近では冷凍食品も発売されるようになった。またタコ以外にチーズなどを具にしたものも登場している。現在、チーズボールという名で大阪では販売されており、お好み焼き風に何でも好きな物を入れて家庭で食べるボール焼きパーティなどが流行りはじめている。実際に韓国やシンガポールの店では出汁を入れないで主にスィート類を入れて販売している店がある。

タコの切り身が大きな
たこ焼きの中身(東京)

京都など、刻みキャベツを入れるなどのものもある。日本国外に進出したたこ焼き店も見られるが、地中海沿岸地域(南欧)やメキシコ以外ではタコを食べる習慣がないため、現地で受け入れられるような食材を代わりに入れるか、あるいは具を入れないで焼き上げたものが売られている場合がある。

たこ焼きを盛り付けるか入れる使い捨て容器は、平底の容器が一般的で「舟皿」(舟)と呼ばれる。容器の材質には薄く削いだ製(経木製)の「経木舟皿」や発泡スチロール製の「発泡舟皿」、そのほか薄いプラスチックの容器や紙製の容器などがある。持ち帰りでは「舟」を包装紙で包むか、「舟」をさらに薄いプラスチックの容器に入れる。なお、楊枝は大抵2本付属しており、2本で一人分である。理由は回転することを防ぐためとも言われる。[1]

大阪にはたこ焼き店が多い。たこ焼きと同時にお好み焼きを扱う店舗も多く、初詣祭り等では屋台も多く現れる。店内飲食のテーブル席を設けた店舗も多くあるが、ほとんどの店舗は持ち帰りができ、持ち帰り専門の店舗も少なくない。また最近では大型商業施設テナントとして、たこ焼き専門の店も多く進出し、入り口付近に店を構え、買い物ついでの客を集めている。この他、昭和時代から子供が多く集まる駄菓子店などでも焼かれている事があるが、そのような店は減少傾向にある。「大阪ではたこ焼き用鉄板は嫁入り道具の一つ」と誇張したことが言われる程、大阪出身の家庭でのたこ焼き用の鉄板道具の所持率、を問わずたこ焼きの作り方を知っている人が多い事からみても、たこ焼きの人気は高いものである[要出典]。この為、たこ焼きには欠かせない小さく角形に刻んだ紅生姜などは、近畿圏では昭和の中頃から詰めにして多くの店で販売されていた。大阪では外側のクリスピーな食感は好まれず、表面の皮状の部分も柔らかく、成形した形を保てる限度の焼き加減が好まれる。また、スープうどんなどに入れて販売する事もある。

歴史

大阪市西成区玉出の会津屋本店
会津屋の「元祖たこやき」
大阪にあるたこ家道頓堀くくるの看板

たこ焼きの創始者は、会津屋の初代・遠藤留吉である。1933年(昭和8年)、遠藤はラジオ焼きを改良し、従来のこんにゃくの代わりに醤油味の牛肉を入れて肉焼きとして販売。1935年(昭和10年)、タコと鶏卵を入れる明石焼に影響を受け、牛肉ではなくタコ・鶏卵を入れるようになり、たこ焼きと名付けた。[1][2]

会津屋のたこ焼きは粉に味がついているため何もかけずに食べるが、会津屋以外にたこ焼きが広まっていくなか、味に変化をつけたいと考える人々が現れ、当時高級だったソースマヨネーズがかけられるようになった。

第二次世界大戦前の大阪では、2個で1銭程度の価格で売られていた。戦後、たこ焼きを販売する者が増え、また週刊誌が大阪らしいものとして紹介したことで普及が加速し、1955年には大阪市内でたこ焼き店が5000軒はあるという説が出るほど一般化した。その頃は10円で4個から6個という価格であった。[3]。当時はタコをかなり細かく刻んで入れていたため、「たこ燒きの たこらしいのが 齒にあたり」(梅柿)という川柳も残されている。

1960年代中頃には、関東地方でも屋台での販売が見られるようになる。 東京・銀座では生地にエビのすり身を入れたたこ焼きの屋台が独特の風味で人気を博した。

1990年代中盤から、京たこをはじめとするチェーン店のたこ焼き店が、渋谷センター街などの都内に数多く進出した。また、近畿地方以外にも展開するたこ焼きチェーン店が増加し、築地銀だこのように全国展開するチェーンも現れている。


  1. ^ 「暮らしと物価大阪百話」編集委員会著『暮らしと物価大阪百話』P130、財団法人大阪都市協会、1992年
  2. ^ 日本コナモン協会会長 熊谷真菜著『「粉もん」庶民の食文化』第1章、朝日新聞社(朝日新書)、2007年
  3. ^ 牧村史陽編『大阪方言事典』pp400-401、杉本書店、1955年、大阪


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