秋保電気鉄道
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延伸計画
全線開通の後、川崎町内の青根温泉へと至る路線延長が計画され、特許も取得していたが、実現しなかった[13][14]。
2007年(平成19年)7月、仙台市内で発見された「仙山電気鉄道秋保笹谷峠間線路踏査図」(1922年(大正11年)作成)によって、路線を山形県まで延長する計画が存在していたことも判明した。これは川崎町から笹谷峠を越えて山形駅を経由、終点を神町駅とするもので、途中には野上(のじょう)、古関、笹谷の各駅が置かれる予定だった[19]。
脚注
参考文献
- 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 2 東北、新潮社、2008年。ISBN 978-4-10-790020-3。
- 寺田裕一『ローカル私鉄廃線100線』 〈別冊歴史読本〉鉄道シリーズ61、新人物往来社、2000年。ISBN 978-4-40-402761-0。
- 瀬古龍雄「秋保電気鉄道」『鉄道ピクトリアル』1997年7月増刊号(No.636)、鉄道図書刊行会、1997年。
- 秋保町史編纂委員会『秋保町史』(本編)、秋保町、1976年。
- 仙台市史編さん委員会『仙台市史』通史編8(現代1)、仙台市、2011年。
- 西多賀まち物語作成委員会『西多賀まち物語』、西多賀地区町内会連合会、2018年。
関連項目
外部リンク
- 秋保・里センター「秋保電鉄の歴史」
- 秋保電鉄と沿線の歴史を探る(仙台市教育委員会「せんだい教材アーカイヴ」)
- 忘れられた街道 ~二口越え秋保街道~(仙台市教育委員会「せんだい教材アーカイヴ」)
- 21 開業(秋保電鉄)(太白区まちづくり推進協議会「ディスカバーたいはく5号」)
- 22 電化(秋保電鉄)(太白区まちづくり推進協議会「ディスカバーたいはく5号」)
- 23 廃止(秋保電鉄)(太白区まちづくり推進協議会「ディスカバーたいはく5号」)
- 24 現在(秋保電鉄)(太白区まちづくり推進協議会「ディスカバーたいはく5号」)
注釈
- ^ 秋保は「あきゅう」とも言う。
出典
- ^ 『秋保町史』(本編)529-531頁。
- ^ “秋保の歴史”(秋保・里センター)2018年8月13日閲覧。
- ^ 21 開業(秋保電鉄)(仙台市 太白区まちづくり推進協議会「ディスカバーたいはく5号」)
- ^ せんだい百景 いま昔 写真がつなぐ半世紀 (PDF) (河北新報出版センター)
- ^ 『秋保町史』(本編)532-533頁。
- ^ 『秋保町史』(本編)533-534頁。
- ^ 『秋保町史』(本編)534-535頁。
- ^ a b 『仙台市史』通史編8(現代1)224-225頁。
- ^ a b 『秋保町史』(本編)537-538頁。
- ^ a b c 『地方鉄道及軌道一覧 : 昭和10年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『日本全国諸会社役員録. 第23回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 今尾『日本鉄道旅行地図帳』
- ^ a b 「軌道特許状下付」『官報』1919年9月2日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 「軌道特許失効」『官報』1922年10月12日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 仙台市長町 - 秋保村湯本間17.8キロ(保有2台定員8人)『全国乗合自動車総覧』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ “秋保線閉業式”. 2010年6月8日閲覧。
- ^ 寺田『ローカル私鉄廃線100線』、105頁。
- ^ 瀬古「秋保電気鉄道」、70頁-73頁。
- ^ 秋保電鉄延長計画 その1 - 鉄の廃路、2014年11月14日閲覧。
固有名詞の分類
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