ます‐かがみ【真▽澄鏡/▽十▽寸鏡】
まそ‐かがみ【真▽澄鏡/真▽十鏡】
読み方:まそかがみ
《「まそ」は「ますみ」の音変化、または、ととのっているものの意という》
「—手に取り持ちて朝(あさ)な朝(さ)な見れども君は飽くこともなし」〈万・二五〇二〉
[枕]鏡のありさま・働きや置き場所などいろいろな意でかかる。
1 「見る」にかかる。
2 「懸く」にかかる。
3 「床(とこ)」にかかる。
4 「磨(と)ぐ」にかかる。
5 「清し」にかかる。
6 「照る」にかかる。
7 「面影」にかかる。
まそみ‐かがみ【真▽澄鏡】
真澄鏡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/27 01:39 UTC 版)
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伝承では諏訪上社の神宝は祭神である諏訪明神(建御名方神)が携えたものとされている。古くは他の神宝(八栄鈴等)とともに上社前宮(茅野市)境内にある
諏訪明神の生ける神体とされた上社の
鏡は現在、第一の神宝として上社本宮(諏訪市)の宝殿に安置されているため、拝見することは出来ない。
考証
宝治3年(1249年)に書かれたと言われている『諏訪信重解状』に見られる諏訪明神の降臨の神話と、瓊々杵尊(天孫降臨)や饒速日命の天降り神話との類似点が指摘されている。上社大祝が生き神とされたのも天皇を現人神とする思想と似ている[2]。
鏡・鈴・馬具を持参して降臨したと言われる諏訪明神の姿が、古墳時代末期に横穴石室古墳文化と飼馬技術を諏訪地域に持ってきた勢力(上社の諏訪氏と下社の金刺氏の祖先か)の姿と重なるという見解があるが[3][4]、現存する上社の神宝のほとんどが奈良・平安時代のものである。また、『信重解状』の内容や形式に不可解な点が多く、宝治年間のものではなく後世の偽作とする見解もある[5]。
脚注
出典
参考文献
- 『諏訪市史 上巻 (原始・古代・中世)』諏訪市史編纂委員会編、諏訪市、1995年。NCID BN02906048。
- 『諏訪信仰の中世―神話・伝承・歴史』福田晃、二本松康宏、徳田和夫、三弥井書店、2015年。 ISBN 978-4-838-23288-8。
- 細田貴助『県宝守矢文書を読む―中世の史実と歴史が見える』ほおずき書籍、2003年。 ISBN 978-4-434-03552-4。
関連項目
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真澄鏡(ますみのかがみ)
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「大神伝 〜小さき太陽〜」の記事における「真澄鏡(ますみのかがみ)」の解説
一切の穢れのない澄み切った鏡。その鏡から放たれる光は悪しき物を消し去る。鍛冶屋で一回強化することで手に入る。
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