現代日本思想大系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/01 03:05 UTC 版)
現代日本思想大系(げんだいにほんしそうたいけい)は、1963年(昭和38年)から1968年にかけ、筑摩書房で刊行した近代以降の日本思想史の叢書である。全35巻。
- ^ 同時期に筑摩書房で刊行していた『現代日本文学大系』(全97巻)がやはり明治初期以降の日本の文学作品を収録対象とした全集であり、姉妹企画としての位置づけがなされていたと思われる。
- ^ 福沢諭吉・内村鑑三・鈴木大拙・河上肇・西田幾多郎・田辺元・和辻哲郎・柳田國男・三木清の著作を扱う。
- ^ たとえば第9巻「アジア主義」のように、それまで日本近代史上の負の遺産と考えられていたためきちんとした学問的研究がなされなかったもの、あるいは第10巻「権力の思想」のように、狭義の思想史研究の視野に入ってこなかったものに独立した巻を充てている点などである。
- ^ 実質は西尾幹二による口述筆記。解説末尾に記載
- ^ ただし著者別編集から漏れた重要な論考は、時代別アンソロジーの補巻として「明治思想集」・「大正思想集」・「昭和思想集」が編まれた。
- 1 現代日本思想大系とは
- 2 現代日本思想大系の概要
- 3 脚注
固有名詞の分類
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