待機電力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/17 08:32 UTC 版)
待機電力節約時の注意
待機電力節約には、コンセントからプラグを抜くことが勧められているが、機器によってはプラグを抜くと時計やタイマーなどの設定がリセットされ利便性を著しく害すことがある。デジタルテレビではメーカーから送信される更新ファームウェアが受け取れない。その他、プラグの抜き差しを頻繁に繰り返すと電圧変動などで製品そのものの寿命を短くする恐れがあるだけでなく、主電源を切らずにプラグを抜いたり、主電源を切っても機器の動作が完全に停止する前にプラグを抜いたりすると故障の原因になることがある。また、プラグの抜き差しを頻繁に繰り返すとコンセントとの接続部が緩んでプラグが外れやすくなり、接触不良での出火や漏電、感電の原因ともなる(この場合はスイッチ付きのテーブルタップの使用が有効)。待機電力を全く消費しない電気製品も多く、無駄なプラグの抜き差しを繰り返さないよう事前に待機電力の有無を調べておくことが必要である。
関連項目
待機電力と同じ種類の言葉
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