馬匹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 23:41 UTC 版)
「大水滸シリーズの登場人物」の記事における「馬匹」の解説
軍馬の管理・仕入れを担当。九竜寨の牧で働くことが多いが、騎馬隊の調練などで他の拠点へ赴くこともある。馬の仕入れ先は主に北方だが、輸送の問題があるため宋軍に偽装するほか、闇塩の流通ルートを利用して行う。 皇甫端(紫髯伯) 獣医。1053年生まれ。身長 - 170cm、体重 - 55kg。 (水滸伝)妻に逃げられ酒びたりの日々をすごしていたが、知己である段景住の説得で梁山泊へ入山する。馬の診断は天才的で、馬と語っていると周囲に思われるほど。髪と髭が赤く、痩せて頬がこけている。人間相手では無口で素っ気無いが、ごく稀に優しさや弱さを見せることもある。また、林冲の心の繊細さにも気づいていた。酒はやめるが飲んでいると思わせたくて、代わりに段景住に飲ませる。楊令が入山した際、厳選した名馬・雷光を与える。梁山泊の百八星メンバー中、最高齢。 (楊令伝)引き続き馬匹を担当、遼の領内に広大な牧場を開く。人間よりも馬に心を開く性格は変わらないが年老いても、馬への思い入れは衰えていない。その才能も健在で梁山泊壊滅後の楊令の生死が不明だった頃に、牧場を通った軍勢の足跡から雷光の足跡を見つけていた。新生梁山泊でも馬匹の充実に貢献したが岳家軍による馬強奪事件で凶刃に倒れ、段景住と弟子の尹舜に後事を託して息絶えた。 段景住(金毛犬) 馬匹の調達・世話担当。1079年生まれ。身長 - 170cm、体重 - 60kg。 (水滸伝)元馬泥棒。牧場で働いていた頃に皇甫端から馬の世話を学んだ。その後、李忠に会い、義賊になるために桃花山に誘われて結果的に梁山泊入り。二竜山では周通の部下として下級将校を務めていたが、林冲に見込まれて梁山泊の軍馬の管理を任される。自ら説得して連れて来た皇甫端と共に馬の世話や仕入れに活躍する。なお、同じ台詞を反芻する癖がある。決戦時に皇甫端と共に牧の馬を連れて北へ移る。 (楊令伝)遼で牧場を営み、北で活動する仲間たちに馬を提供していた。皇甫端との名コンビぶりは健在。新生梁山泊でも引き続き馬匹を担当、前作で将校を務めた経験も生かして馬の買い付けにも活躍する。死に瀕した皇甫端から弟子の尹舜を託されるが、皇甫端の死後は次第に酒毒に浸される。そして大洪水の中、子馬を守ろうとして死亡した。尹舜のことは皇甫端に及ばないと愚痴っていたが、尹舜は楊令に泣きながら段景住の死を報告した。
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尹舜(神駒馬) 皇甫端の従者・獣医見習い、後に獣医および牧の管理。 (楊令伝)皇甫端の身の回りの世話を担当する青年。獣医としての素質を有しており、知識や技術を教わる。皇甫端の死により、梁山泊の馬匹を担当。秦容の千里風の世話や史進への乱雲(四代目)の提供を行う。後には羊などの牧の管理も兼任する。酒毒に侵された段景住には能力を非難されていたが、彼が洪水から仔馬を助けようとして死んだ際は泣きながら楊令に報告した。 (岳飛伝)大洪水で被害を受けた牧を再生し、引き続き馬匹を担当する。史進の表情から乱雲が負った僅かな傷を見抜くなど獣医としての確かな眼を持つ。
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