しゅう‐きょく【終曲】
フィナーレ
(終曲 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 14:10 UTC 版)
フィナーレ(伊: finale)は、イタリア語に起源を持つ「最後」という意味の単語である。特に芸術・アートの分野において、最後の部分のことをフィナーレと呼ぶ。
一般名詞としての用法
- 演劇やミュージカル、ライブ等において、終了間際の部分のことを指す。
- 交響曲などの多楽章の楽曲において、最後の楽章のことを指す。日本語では「終楽章」または「終曲」と訳される。
- テレビ番組やコンピュータゲームにおいても、最終部分についてフィナーレと呼ぶ場合もある。後者では、ボスキャラクターが登場する部分をさす場合が多い。クライマックス。
- イタリアのサッカー界では、「決勝」を意味する。
人名
- 架空の人物
- キュアフィナーレ - テレビアニメ『デリシャスパーティ♡プリキュア』に登場するキャラクター。
作品・商品名
- Finale (ソフトウェア) - 楽譜作成ソフトウェア。
- FINALE (PIERROTのアルバム) - PIERROTのアルバム。表題曲を収録。
- finale - L'Arc〜en〜Cielの曲。シングル『NEO UNIVERSE/finale』に収録。
- FINALE - 田口淳之介(当時KAT-TUN)の曲。アルバム『CHAIN』に収録。
- finale (doriko feat. 初音ミクのアルバム) - doriko feat. 初音ミクのアルバム。
- UEFAチャンピオンズリーグで使用される、アディダスのサッカーボールの商品名。
終曲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 09:43 UTC 版)
「前奏曲、アリアと終曲」の記事における「終曲」の解説
アレグロ・モルト・エ・アジタート、4/4拍子、嬰ハ短調。自由なソナタ形式。低音によるピアニッシモからの不穏な序奏に開始し、これがそのまま姿を現して第1主題となる。一方、第2主題はスタッカートによる軽快な楽句とニ長調の楽句から構成される。展開部はABA'の形を取るが、Aが第1主題であるのに対してBはアリア部で扱われた主要エピソードである。再現部では両主題が再現され、第2主題からの速度を維持してそのままコーダへとなだれ込むが、ここで堂々と再現されるのは前奏曲部の冒頭主題である。その後は落ち着きを取り戻して終わりへ近づいていくが、矢代はここで前奏曲部の主題とアリア部の主題が対位法処理により同時に演奏されることを指摘している。最後はホ長調で静かに全曲を閉じる。
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