worthwhile
「worthwhile」とは、価値がある・労力に見合うという意味を持つ英語表現である。
「worthwhile」とは・「worthwhile」の意味
「worthwhile」とは、「価値がある」「やりがいがある」「意義がある」という意味を持つ形容詞の英単語である。何かをすることが、その努力や時間に見合うだけの価値があると判断された場合に使われることが多く、自分自身の時間や労力、あるいはお金を投資する価値があるかどうかを考える際にも用いられる。「worthwhile」自体はスラングとして使われることはない。しかし、スラングとして使われている名詞と組み合わせて使われることがある。例えば、「worthwhile dude(いい奴)」「worthwhile grind(目標などを達成するための価値ある努力)」などが挙げられる。
「worthwhile」の発音・読み方
「worthwhile」は、アメリカ英語では「ワースワイル」、イギリス英語では「ワーズワイル」と発音する。発音記号は、アメリカ英語の場合は「wɜrθˈwaɪl」、イギリス英語の場合は「wɜːθˈwaɪl」となる。「worthwhile」の語源・由来
「worthwhile」は、worth(価値)と while(時間・労力)の組み合わせでできた単語であり、17世紀ごろに「worth while」、19世紀ごろには「worthwhile」という一つの語形として使われるようになった。つまり、「時間や労力を費やす価値がある」という意味が込められている。「worthwhile」と「worth」の違い
「worthwhile」と「worth」は、どちらも「価値」という意味を持つが、細かなニュアンスや用途に違いがある。「worth」は、主に物事の価値を表す際に使われる。例えば、「Even though these bags are expensive, they are worth it.(このブランドのバッグは高くてもそれだけの価値がある)」、「Real estate in this area will be worth more in the future. (この地域の不動産は将来的に価値が上がる)」といったように、物事の価値を表す場合に「worth」が使われる。
一方、「worthwhile」は、何かをすることに対する価値を表す際に使われる。例えば、「It is really worthwhile to spend time with her.(彼女と過ごす時間は本当に価値がある)」といったように、何かをすることが自分にとって本当に価値があると判断された場合に「worthwhile」が使われる。
つまり、「worth」は物事の価値を表す際に、一方「worthwhile」は何かをすることに対する価値を表す際に使われるという違いがある。
「worthwhile」を含む英熟語・英語表現
「It is worthwhile doing」とは
「It is worthwhile doing」とは、「~する価値がある」という意味を表す表現で、「It is」を主語にして、「worthwhile doing」が述語となる。例えば、「英語を学ぶことは大変だが、それはする価値がある」という場合には、「It is worthwhile learning English.」という表現が使われる。
「make it all worthwhile 」とは
「make it all worthwhile 」とは、「すべての苦労が報われる」という意味を表す表現である。例えば、「あなたの笑顔でそれ(苦労や努力)がすべて報われる」という場合には、「Your smile makes it all worthwhile.」と表現することが出来る。
「ride worthwhile」とは
「ride worthwhile」とは、直訳すると「価値ある乗り物」という意味になる。しかし、「ride」は「乗り物」の他に「 騎馬(乗り物)旅行」という意味があり、ここから人生の旅を含む「旅や体験」の意味合いで使われることがある。そのため、「ride worthwhile」は、「価値ある(人生の)旅」という意味合いがある。例えば、米国の作家フランクリン・ジョーンズの名言「Love doesn't make the world go round. Love is what makes the ride worthwhile.」で使われている。この文章は「愛が世界を動かすのではない。愛があるからこそ、(人生という)旅が価値あるものになる」と解釈することが出来る。
「worthwhile」に関連する用語の解説
「make it worthwhile」とは
「make it worthwhile」とは 、「それだけの価値があるものにする」という意味を表す表現で、「We should create new products to make it worthwhile for customers to buy.(お客さんが買うだけの価値がある新しい商品を作るべきだ。)」というような使い方をする。
「all worthwhile 」とは
「all worthwhile 」とは、「時間や労力をかけるだけの価値がある」という意味の表現である。例えば、「The long hours of training were exhausting, but when you win the championship, it makes it all worthwhile.(長時間のトレーニングは疲れるが、優勝したら、すべてが報われる)」というように使われる。
「adventure is worthwhile 」とは
「adventure is worthwhile 」とは「冒険は価値がある」という意味の表現である。例えば、「危険かもしれないけど、この旅行は冒険があって、それが価値がある」という場合には、「Adventure is worthwhile.」という表現が使われる。
「worthwhile」の使い方・例文
「worthwhile」は、何かをすることに価値がある場合に使われる。例文は以下の通りである。・It is worthwhile to study a foreign language.(外国語を学ぶことは価値がある。)
・It was a long trip, but it was definitely worthwhile.(旅は長かったが、間違いなく価値があった。)
・The book was so interesting that it was definitely worthwhile to read it.(その本はとても興味深かったので、読む価値があった。)
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